MCにまでエコーがかかりまくるライブは初めてだ pic.twitter.com/26WEzZlLxo
— かみのけモツレク (@decoi0222) 2016年7月20日
ナイトクルージングやSEASONに行きつくまでに一晩のライブの中でも長い道のり、積み重ねがあった。
奏者がステージ上にあらわれるまで水の音が延々流れて あ、そうか「フィッシュ」マンズだったなと思う。グッズも魚モチーフのかわいいのが展開されていた。
このときの照明はライブ動画を見てイメージしていた青や緑ではなくて黄色い光線だった。以後ちょくちょくこの光線が効果的に使われる。奏者がよく見えないくらい一面青緑の光に包まれるのはライブの終盤で、わたしが動画でさくっとたどり着いた景色に至るまでの経過を今日は見に来たのだった。
序盤はモンスターエナジーの紙コップがビリビリ震えるくらいの轟音だった。奏者がたくさんいて目が忙しい。
茂木欣一(Dr,Vo)
リズムを刻みながらあの浮遊感あふれるボーカルをとれるなんて。佐藤氏在籍時の動画で予習をしていただけの人間としては「他の人が歌ったらどうなるんだろう」という興味があった。予想したより佐藤氏に寄せてきていた。MCは通常運転なのか気になった。素直でかわいらしすぎる。
柏原譲(Ba)
支えがすごい。上にこれだけいろいろのってるのに。
HAKASE-SUN(Key)
アコーディオン持ち替え嬉しい。
木暮晋也(Gt)
関口“ダーツ”道生(Gt)
ちょっと勝井氏を凝視しすぎて堪能できず
勝井祐二(Vl)
表記はVn.ではないんだな、後で調べよう。こういう編成の公演を見慣れていないので、全員大音量で演奏している場面だと弓の動きを見てもどの音を出しているのかわからない。zAk氏のことを茂木氏は音の魔術師と紹介していたが、例えばトランペットどバイオリンが一本ずつユニゾンで演奏して成立するのはクラシックやってる人間からすると魔術。あと4つぐらいの音をエコーのかかった音と循環させていくソロも魔術。でもアコースティックの楽器を持ってもだいぶ豊かで大きな音が出せるんだろうな。聴いてみたい。聴いてみたいといえばHONZIさんの演奏も観てみたかった。
原田郁子(Vo)
親和性というか、相乗効果という言葉が浮かぶボーカルだった。髪型や、お客さんを煽ってる姿もキュート
zAk(Engineering)
機材をあやつっている姿がかっこよかったので、もっと見ておけばよかった。すぐ横にいたのに。MCにもがんがんエコーがかかっているライブは初めてだ。とべた。
気が付いたらステージの右端に風神雷神みたいな打楽器のセットが組まれていて、こっちに背を向けて乱打するASA-CHANG氏の姿が。コンガを叩くときにこっちを向いている。銅鑼・・・ではないけれど銅鑼みたいなのをデシャーンと叩くと同時に黄色く明滅していたのが面白かった。トランペットもたっぷり吹いていた。LONGSEASONの途中だという事を忘れるほどの大暴れだ。
「いい曲ばっかりだね、サトちゃんありがとう」「サトちゃんもHONZIもウズウズしてると思う」などのMC、本編最後の曲でたまらず女性が5人くらい連なって踊りだしたり、スーツで駆け付けたおひとり様方、アンコールのイントロで連れと顔を見合わせて歓声を上げる女性、などの古参ファンのようすを見ていると法事を連想した。当たり前なのだがイエモン再結成ツアーとはまた違う切なさと、暖かさがあった。