FAKEのヒキの強さ
【舞台】
○CTTセレクション @ウイングフィールド
試演会とのことだが、収穫いっぱいだった。
予備知識なしに見たげいまきまき氏のパフォーマンスに度肝を抜かれる。
○匿名劇団「戸惑えよ」 @アートグラウンドcocoromi
久々の観劇で場面転換の度に集中力が切れてしまう。役者には華や勢いがあった。
クロ高で高橋が頭につけていたアレの実物に興奮した。
○猟奇的ピンク「frascoの海」 @油野美術館
会場の雰囲気と、そこから着想されたのではないかという内容がとてもいい。
○山尾企画「ドラゴンはもう唄わない」@シアトリカル慶典院
バッドエンドでこんなに悲しかったことはない。丁寧にキャラクターが描かれていた。
両作品とも作中の楽曲を自作されていてテンション上がる。さらに猟奇的ピンクでは生ギター、山尾企画では生歌を堪能できた。 pic.twitter.com/h4FLy1EFxS
— かみのけモツレク (@decoi0222) 2016年10月22日
○お寿司「病気」 @アトリエイサン
衣装作家率いる劇団の第一回公演。めちゃくちゃ攻めてくる。目撃できてよかった!
○松根充和「踊れ!入国したければ」 @京都芸術センター
とんがった人かと勝手にイメージしていたけれど違って、確かにその事が作品の印象に関わる。しんみりした。考える70分を作り出してくれた。その手法の鮮やかさとチャーミングさが心に残っている。
— かみのけモツレク (@decoi0222) 2016年11月3日
結果的にそうなったということなのだろうけれどなんてチャーミングな批評なんだ
○庭劇団ペニノ「地獄谷温泉 無明の宿」 @ロームシアター京都
舞台装置が二階建てというので見に行った。軽い気持ちで行ったのを後悔するレベルの迫力と観客に対する問いかけ。
こんな充実した舞台を3000円で観られることの驚き。これがロームの力なのか
松根氏とペニノは京都国際舞台芸術祭2016の中の公演。
他の公演も目新しかったしチケットが安かった。ぐっと芸術の秋っぽくなった。
○猟奇的ピンク「演劇×ピアノ」 @書斎カフェじょうじあん
カフェの雰囲気やお芝居は期待通り、そして予想以上にピアニストに目を奪われた。顔つき、予備動作、踏めくり、ペダリング…久石穣をこんなに熱心に観賞することになるとは。劇中の楽曲は自作らしく、稽古の様子を見てみたかった pic.twitter.com/ef80Cc5VZU
— かみのけモツレク (@decoi0222) December 17, 2016
開場してすぐ入場すると物陰にピアニストが控えていて、わたしの席からはヌードベージュのパンプスを履いた脚だけが見えていた。
こういう公演ならではの光景がうれしい。
【映画】
「さようならCP」
おかわいそうで結構じゃないか が忘れられない
「極私的エロス」
とにかく刺激が強かった。状況を理解するのに時間がかかった。
避妊さえしていればこんなややこしいことにならなかったのに、というのは野暮なのか
「ロイヤルコンセルトヘボウがやってきた」
楽器を飛行機に積む際に梱包する場面が面白かった
「FAKE」
爆笑できると思わなかったが、爆笑した
【展示】
こっちの感度の問題だけれど中2心をくすぐるグロさだった。
同時開催の竹岡雄二のほうがツルッとしていて気分に合った。
細筆で描かれた目元がかわいい。
絵巻の展示ではボトルネック(いい場面の前で立ち止まり動かないババア)対策をお願いしたい。
○川村志穂 知らない国で知らない男の家に行く @イロリムラ
タイトル通りのことをして、口説かれまくりながら撮っている。見応えありすぎる。
○明和電機 ナンセンスマシーン展 @グランフロント大阪ナレッジキャピタル
非常にロマンチックな作品(エーデルワイス)も製作されていることに驚く。
○THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ @国立国際美術館
秘密基地の延長線上といった感じでとっつきやすい。
裁縫セットの針と糸でぞうきんをベランダから下に降ろして遊んでいたクラスの男子を思い出した。
○トーマス・ルフ展 @国立近代美術館
撮影NGの日をもうけてほしかった。観客の自意識が展示室で交差して苦しい。
観客の自意識 って、こんな記事書いといてどの口が言うのかというのは
あると思います