毎週飲んでる
はじめの一歩23 24 25 26/森川ジョージ
アロワナのパートで水槽の中から一歩たちを描いているのがよかった
おまけページのちび槇絵の目も憂いがあっていい
家で作れないものは外で食べて
店に負けない皿を家で拵えよう/木暮 修
表紙のこれはパエリアじゃなくて常夜鍋などの鍋
水族館をつくる/安部 義孝
いい本。震災前にかかれたアクアマリンふくしまの話を読むと胸が痛む
2017/2/13-2017/2/19
映画「椿、母に会いに」を観た。エンドロールが流れた瞬間「観客は映画にもっとカタルシスを求めてもいいんじゃないか?」と謎の声がしたが、1週間経った今、この映画はこれがいいんだとわかった。出てくる男性がうっとうしくて「そんな男家から叩き出せ!」
(健ちゃんの嫌さがすごく嫌で気になって仕方がない、椿がどう折り合いをつけているのかもそうだが、どう演出されたのかとか)
とか「今だ、海に蹴り落とせ!」とか思ってしまうけれど椿さんはきっと最初から勝っていた。観客が心配するまでもない。もう一度あの爆笑を見たい。
関西が舞台の作品を観ていると自分が関西弁警察みたいになってしまうことがあるが、そういう見方を放棄させてくれそうな感じもした。全員どこかまだらな関西弁しか話さない。椿は生い立ちが説明される。芸能事務所のスカウトマンは業界人らしくふるまっているし、健ちゃんはどこからわいて来たのか全然わからなさがよく出ている(「メアドいっぱい集めてくれとんね~ん」とにかく健ちゃんが気になって仕方がない)。
オペラ「椿姫」の古い、ちょっとヨレた音源が随所で流れるのもよかった。画とちぐはぐになっていて、強く印象に残った。