富山にあった本ほか

坂本慎太郎のライブに合わせて富山旅行をしました。

 

【古本ブックエンド】

品揃えと棚がすばらしかった。このお店のために富山へまた来てもいいくらい。

最近知ってよく読んでいる杉浦日向子のエッセイを買う。

次に行くときにハマっている作家の本もきっとあるだろうという、そんな棚だった。

大江戸観光 (ちくま文庫)

【林ショップ】

古本ブックエンドの数軒となりの民芸品、漆器、ガラス製品などのお店。

BGMが柴田さんその他。ゴンチチのラジオも流れていたような…土曜の朝のやつかな

ぜひ何か買って帰りたいと思い、旅の初日だったので小さなフォークと土人形の下に敷く座布団みたいなやつを買った。フォークはともかく土人形の座布団、土人形持ってないけどどうしよう。

柴田さんのCDもあった。

ランナウェイ [SDCD-041]

【TOYAMAキラリ】

富山県立図書館が入っている複合施設。どこにあるか調べておくのを忘れたが、キョロキョロしたらあった。さすがコンパクトシティ富山だ。まだまだ新しい図書館はエスカレーターの手すりにいたるまでキラキラでまばゆかった。字が棚とかコーナーの上空に浮かんでいるので、吹き抜けの下の階から見上げてもだいたいどこにあるかわかる。予約図書受け取りシステム(端末で手続き後ゲートをくぐって予約図書がまとめて置いてある部屋に入り、持って帰るセルフサービス)が斬新だった。

新着図書かなんかで面出しされていたペンギンの本。

ペンギンの島 (白水Uブックス)

【アオヤギ食堂】

富山県民の友達に教わったカレー屋。常連ぽい人らで賑わっていた。

スープが味噌仕立てで、お麩が浮かんでいたりしてバランス感覚のよさを感じる。

もうちょっとそっけないカレーが好みだけど、富山行ったらまた入ってしまうかもしれん。

【ジンジャーラーメンブックス】

深夜営業をしている数少ないお店。飲食もできる。ラーメンなし、カレー、コーヒー、お酒あり。

かっこいいチャリが店の前にとまっていたり、シアターオリンピックのポスターが貼ってあったりして文化や情報が集まっている感じがする。

ここも常連で賑わっているが、閲覧用の本もあるので気楽。

伊藤潤二の猫日記 よん&むー (ワイドKC)

すぐ白目むくから怖いよ

 

売り物の棚にあったクミコンのエッセイ。読んでみようかな。

いっぴき (ちくま文庫)

友達の車でだいたいこんな感じのサントラを聞かせてもらった。会わない間に親の影響でハマったらしい。

「わたしは情景がありありと浮かんですごく楽しいんやけど、大丈夫?」

「ふーんと思って聴いてるからいいよ」

 

2001宝塚歌劇 花組公演・実況 グランド・ショー VIVA!

高岡の古城公園のはしっこに小さな動物園があり

ペンギンも流れるプールに流されてるしニホンザルも6匹いるし(リスザル等は冬季非公開)

なにより飼育員手製のラミネートカードで個体の説明がされていていくらでも見ていられる大変けっこうな動物園だった。

 

坂本慎太郎ライブ後、次の電車が50分後だったが持参した本が面白くて助かった。

ページをめくる手が止まらなくなるキャッチーさもありながら、田辺聖子の人間愛みたいのが感じられて温まった。

おちくぼ姫 (角川文庫)

 

帰ってきて読んだ本

のんのんばあ物語 (ちくま文庫―妖怪ワンダーランド)

野々村っていうらしい。おおらかでテンポが良すぎ

 

Cipher (第6巻) (白泉社文庫)

どこまでも繊細な漫画だけど、コミカルな場面もちゃんとある

 

カラスのいとし京都めし 2 (フィールコミックス)

ノリとか絵とかさほど好きではないけど読む、これぞ人に貸してもらった漫画の感じ!