ロンドンにいる  さんへ

 

やまとなでしこ同盟 (講談社コミックスなかよし (823巻))

「おみくじ」「甘味処」「弓道」など和のモチーフが出てくる

良子ちゃんの金髪スーパーロングが毎回ヘアアレンジされているのもいい

読み返してわかったが、血肉になっている

 

大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ

何が正解だったんだろうといまだに考える

とりあえず日記をつけていたことは正解らしい

 

線量計と奥の細道

内容もさることながら

いい文章だなーとどんどん読み進めた

 

ジェンダー写真論 1991-2017

こっちはたくましい文章

この切り口は興味深い。作家に寄り添いすぎていないのもいい

 

タイ現代文学覚書──「個人」と「政治」のはざまの作家たち (ブックレット《アジアを学ぼう》)

このブックレットのシリーズはだいぶ好き

若い研究者のためのシリーズなのかもしれない。

 

かなわない

母の日に植本一子の日記を読むという年だった。

今年は母の日に植本一子の日記を読んでいた。

言及したら負けというか、こんなに正直に日記を公開できる人はなかなかいない。

「家族最後の日」「降伏の記録」と順番を守らず読んでしまったので戸惑いがあったが

「かなわない」を読むと少し整理される。母親をボロクソに書く前の葛藤とかがあって。

でもやっぱり戸惑いが残る。

 

レクイエムの名手 菊地成孔追悼文集

これも切り口がいい。入っていきやすいし

チョケてない文も読める。震災時にチョケつつもまったくブレないのはさすが

書名を「死神」から変更したとの事だが、こちらの書名も、表紙絵の選定もすばらしい

 

【ロンドンにいる友人へのメール下書き】

出国して2年経ったかと思いますが(あやふや)いかがお過ごしでしょうか。

ロンドンで刺激的な経験をたくさんして、興味が薄らいでしまったかもしれませんがこちらの近況をメールしてみますね。

私はといえば今のうちに遊んどこーという動機でずっと遊んでます。

2017年秋に山形のドキュメンタリー映画祭に行って、「楽しかったけど隔年開催だから環境が変わって次は来れないかも」と思ったんやけど、この間2019秋の飛行機と宿の予約をしました。環境ずっと同じ。楽しくて仕方がないです。

一方、これがメールのきっかけなのですがHOPKENが6月で店舗の営業を終えます。  さんと棚レコードの作品の視聴会へ行ったのがインディーズの音楽を聴き始めたきっかけなので少し寂しいです。「何かよくわからんけど行こー」「行きます!」頼もしかったなあ。違うイベントやけど、  さんは古川麦のマッチ箱とかも買ってたよね。イベントにはたまに行くけど、ひとりなので連れが物販を選んだり購入したりするのを見ることはなくなりました。あれ楽しかったよなあ。今はサーッと帰ってしまってる。

独立系のお店は存続が難しいですが明るい話題としてはHOPKENの一筋向こう?にtoibooksという本屋がオープンしました。元アセンスの店員さんらしいです。古本と新刊本両方あって、見応えのある棚です。

喫茶アオツキはツイッターから察するに満席続きで忙しいらしいです。ライブは減ったけどイベントはたまにやっているようです。最近行ってないな…HOPKENもなくなるしお金落とさないと…

喫茶アオツキは東京の円盤というお店とつながりがありますが、円盤つながりのお店が奈良にもオープンしてます。プリトミ(これは略称)という喫茶店です。店舗は元スナックかな?狭いけどイベントも企画されているので応援しています。ここにもお金を落とさないと…

こんがりおんがく祭はチケットが早々に売り切れてました。年々チケットの入手が難しくなってます。坂本慎太郎が来ると聞いて迷いましたが体力に自信がなかったので坂本慎太郎のワンマンホールツアーへ行くことにし、3月に富山へ行ってきました。楽しかったけどなんでこうなったんだろう…

  さん、そういえば菊地成孔を待ち受け画像にしてたよね、最近「レクイエムの名手」という本を読みましたがめちゃくちゃいいです。たまにHPみても何言ってるかわからない事が多いけど、編集されて本になると入っていきやすい。文体もクセになる。

一緒に行ったdcprgのライブ、なんとかホールだったけど、名前を覚えられないうちにまた名前が変わりました。あと、泉の広場がなくなりました。クアトロとか行くときの出口があの環のなかのどれかだった覚えがあるけど、それだけで待ち合わせをすることはなかったなあ。

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全然締まらない。彼女が帰ってきてるのか気になるけど出せるのかなこのメール。