0326-0401

3/26(木)
今週は朝がとてもつらい。なんとかコーヒーだけ飲んで出勤。図書館もあいてないし読みかけの本はさほど面白くないしどうしようか。あと昨日食べ過ぎて体が重い。「こんなときくらいは」で豪勢な食事をとっているが(鮭の刺身とブリーチーズとポテチや牛肉など)、考えてみると3月はずっとそんななのだから意識的に体を動かしたほうがいいのかもしれない。ひと駅歩こうかな。などと日中考えていたがまっすぐ帰宅。風呂。炊飯器にジャガイモと卵とキャベツを入れて米と一緒に炊く。キュウリ3本をそれぞれナムル、やみつきキュウリ、輪切りに。炊けたらご飯とキャベツは納豆と食べてジャガイモとゆで卵でポテトサラダを作った。食後、最近情報収集に検索エンジンがうまく使えないと友人に話してみたところ「ツイッターをだらだらするより気になる専門用語をググったほうがよい。普通に有用な情報がヒットする」との事。自分は出てきた情報を有用と思えてないか、いかがでしたブログにいちいちイラついているのかも。あと即時性に劣るかな。友人に何と言ってほしかったのか自分がどうしたいかもはっきりしないままやりとりは終わった。夜中、結婚パーティの余興の楽譜が届いたのでひとしきりはしゃぐ。
3/27(金)
隣の部屋のわめき声で目が覚める。どんな人かは見たことがない。事情はわからないが、成人が子供並みに泣きわめいていると非常事態感がすごい。10分くらいワアワア大興奮していた。壁をドカドカ叩きだし、「もうどうなってもいい」と叫びだした時は凍り付いた。かなり追い詰められているっぽい。どうも相手方の声が聞こえないので電話かもしれない。突然スンと静かになったがこちらは何か食べたりする気にもなれず、コーヒーだけ飲んで出勤。車内で團伊玖磨「かんう゛ぁせいしょん・たいむ」を読む。folkで買った本。ちょっと奮発した。対談相手のいでたちや、帰路の情景など、対談前後の描写が美しい。やがて退勤。餃子が食べたかったのでコンビニに寄ったが、電子レンジ専用品しかなかった。フライパンで焼いたら皮が出現するやつがいいので楽譜のプリントアウトだけして帰宅。冷凍庫に加ト吉イカ焼きがあったのでそれを焼く。あとポテトサラダと一番搾り。隣の部屋から何か聞こえたら気になってしまうのでラジオをつけっぱなしで寝た。夜中、暑さで目が覚めるとパフィー特集番組が流れていた。スピッツ奥田民生井上陽水に曲をもらっていたんだなーすごい時代だなーと思って耳を傾ける。アイドルのプロデュースを集合知でやることは珍しくないかもしれないが、それぞれ活動を続けてさらに評価されていることがすごい。ツイッターを見ると都市部でオーバーシュートが起きるのではと言っている人がいて、東京につづいて大阪でも週末の外出の自粛が要請されたらしい。それを見て、GWに沖縄へ行きましょうという話を断ることに。自分が行かないことにさほど意味があるとも思えないけど、誰か誘ったりできないわ。親が年だから実家に帰るのもちょっとなーと思ってるのとも矛盾するし。何か計画しても数日で情勢がすっかりかわってしまう、しかも悪いほうに。記事ひとつで考えがグラグラする自分もいやだけど、自分がどうしたいかを考えるのをまだやめたくない。
3/28(土)
飲まず食わずで出勤。隙をみて魚肉ソーセージを食べる。棚卸はやるたびに嫌いな奴が増える最悪の職場行事だが、今回はそれどころではなくてあまり脳の容量を喰われていない感じがする。悪くない。やがて退勤。大阪はシンとしていたが京都はガヤガヤしていた。へんなの。待賢ブックセンターへ。拾得の近くということで立ち寄ったが、かなり見応えのある棚だった。これが文脈棚というものか。土間から畳へ上がると、生活の本や沖縄の本など「うち」の棚になる。一時間以上滞在したと思う。店を出て、池間由布子と無労村(ノーローソン)のライブへ。こちらも風情ある店だった。卵どんぶりなど食事がおいしそうで、早めにお腹をすかせて来てよかった。まあ頼んだのはカレーだけど。久々に畳の上でゆっくりできたのも嬉しかった。ライブは圧巻。普段からひとりでアコギ鳴らして会場のボルテージをぐーーーっと上げていける人がバンド編成で来ちゃうとどうなるか。大変なことになった。無労村もとてもいいバンド。楽しみにしていた岩見継吾のプレイも最高。弦をはじいてから音をコントロールしてる感じはどこからしてるのかな。顔?エレキでもそれは同じだった。弦の振動が見えるくらい説得力のある演奏。アンコールは皆で一枚の紙を見ながら、おそらくできたての、現況をうたった曲だった。胸がいっぱいで雨の中帰る。電車内は大学生でいっぱい。バイトかな。
3/29(日)
起きたら14時だった。金曜にちゃんと寝なかったからかもしれない。洗濯後、ルーターのスイッチを切ってインターネットを絶つことに。これでいろいろ捗るだろう。実際捗った。カルボナーラうどんを作って食べる。味付けがしょっぱすぎてゆでオクラをつけあわせにする。食後、調理器具をハイターに漬け、風呂の排水溝のそうじ。久々に楽器も弾いた。右手も左手もよれよれになっていてビビるが、そのまま譜読みを進める。そうするしかない。風呂。豆ごはんを炊いて食べる。

3/30(月)
飲まず食わずで出勤。車内で打越正行「ヤンキーと地元」。

ヤンキーと地元 (単行本)

導入部でもう面白いエピソードを見せてくれる構成がテクい。待賢ブックセンターで買った。隙を見てきなこウエハースを食べる。志村けんが亡くなって職場の人が驚いている。25才の後輩がめちゃショックですと言うのでいつそんな志村けんに親しんだのか疑問に思い尋ねると、「ケーブルテレビで8時だよ全員集合をずっと見てました」「バカ殿は毎回録画予約してました」との事。わたしはバカ殿の笑いがわからず、見かけても即チャンネルを変えていたのでそういう人もいるんだなと思った。いつまでもチンチンの誤爆ネタで喜んでいるとこういうときにちゃんと悲しめない。バカ殿ひとりがいい思いをしている印象があったけどこれは下剋上ギャグだからだということがWikipediaでわかった。やがて退勤。揚げ物が食べたかったのでスーパーへ。池間由布子「とんかつ」をBGMに。とんとんととん

My Landscapes

千切りキャベツもカゴに入れたがさほどおいしそうなとんかつが売ってなかったのでアジフライと白身魚フライにする。帰って丼にして食べた。風呂。そういえばご飯が炊けるまで楽器を弾いたんだった。練習用ミュートがもどかしいけど最高のおもちゃが家にあったではないですか。楽器をしまうと彼氏から「志村けん死んでもうたな」とラインが来ていてバカ殿の話になり、「子供心にフケツな番組と思っていた」とか「90年代に規制されるまではオッパイまるだしだったなんてすごい時代だね」とか送ると「普通に面白かったけどな」と返ってきて変な空気になった。いや、なんも面白くなかったよ。ラインを閉じて志村けんはファンクに通じていた、みたいな追悼記事を読んだり氷結のCMで三味線?を弾いている動画を見たりして寝た。

3/31(火)
飲まず食わずで出勤。車内で三品輝起「すべての雑貨」。待賢ブックセンターで買った。前情報なしで買った新刊。よそに並んでるのを見た記憶もなく、こういうのを見つけられると嬉しい。観点が面白く、長く楽しめそうな本。仕事中、隙を見てあんぱんと麦芽コーヒーで朝ごはん。新型コロナウイルスの感染者数が気になっているが、グラフに反映されるタイミングが謎だし検査数も日によってばらつきがあるし最新情報はPDFだしあまり待ち受けるようなものではないっぽい。やがて退勤。まっすぐ帰宅。風呂。炊飯。厚揚げと豚肉の炒め物を弁当用につくった後、ポークチャップをつくって食べた。4月末の結婚パーティーが中止になる。数人で余興の演奏もする予定だった。21日~23日に選曲して、26日にメンバーのひとりが編曲した楽譜が届いて(ミラクル短納期)、30日に譜読みして、合わせの日程調整をしている矢先だった。夢中になれるもの、楽しいことを見つけても見つけても取り上げられる。共演する予定だった人らも同じ状況なんじゃないかと思う。

4/1(水)
フレンチトーストを作って食べた。ハード系のパンでやるとオツな味がしますね。外出の自粛を要請される中出勤。車内で「ヤンキーと地元」。仕事中、一人暮らしの者にとって、友人には会いに行けないが職場の人間とは顔を合わせなければならないという地獄が続いていることについて暗澹とした気分になる。職場で友好関係を築いていないというのもあるけど。友人と共同体をつくりたい・・・家族並みの・・・ やがて退勤。また雨。帰宅、風呂、炊飯。とりあえずネット、という流れを断ち切ったが晩御飯が思いつかずしばし横になる。  ((((パッタイ))))   今晩はパッタイらしいのでパッタイ風うどんに。にらもナンプラーもナッツもあったのでそこそこ近づいたけどもやしがなかったのは惜しかったな。NHK-FMベストオブクラシックは1月に行われたカルテット・アマービレのライブ録音。https://www.hakujuhall.jp/syusai/215.html

新しい録音をどんどん流してくれているこの番組も、しばらくは新型コロナ蔓延以前の演奏会を取り上げることになるだろう。ちょっと雑務をして寝た。