0210-0216

2/10(木)
天気が悪く、キンと冷えた感じもなく、温くてドロンとした朝。気圧も花粉も影響して、毎年2月はスッキリしない。誕生月なのに。コーヒーをいれて、レモンチーズトーストを食べた。インスタントコーヒーの酸化が気になる。毎朝飲んでいて、まだまだ残量があるのに。昨日電池を買い忘れたのでまだ時計は止まったまま。

家を出て、電車の中で石山蓮華『犬もどき読書日記』を読む。

犬もどき読書日記

本編で隙あらば電線の話をしようとするのも面白いが、前書きがとてもいい。気概も感じる。ツイッターのアカウントも自分で動かしていそう。後で探そう。

電車の中吊り広告に大阪マラソンの記述。大阪の夜明け空の写真を背景に、「大阪に、活力を」「いよいよ2年ぶりの大阪マラソンが近づいてきました」と10行以下くらいの文章が書かれている。具体的な日時や概要は書かれておらず、周辺に別紙の広告もなくて異様な感じがする。中止や延期を見越しているんだろうか。公式ホームページによると2月27日開催予定。トップページに日付の記載なし。概要のページにアクセスして協賛企業をスクロールでやり過ごした後、下の方にテキストで案内されている。
職場にて、弁当のおかずはドライキーマカレー、ゆで卵とラディッシュの酢漬け。
やがて退勤。無印良品でさくらフレーバーのおやつが大展開。もうそんな季節なのか、と毎年驚く。ロールケーキとバウムクーヘンを購入。帰宅、風呂。夕飯はオイルサーディンとなすのスパゲッティ。

2/11(金)
6時半に目を覚ました。朝食を出先でとることにして身支度。

電車の中では溝井裕一『動物園・その歴史と冒険』を読んでいた。

動物園・その歴史と冒険 (中公新書ラクレ, 713)

壁画やユダヤ教の聖書から人間と動物の関わりを見ていく冒頭箇所。駅も車内も乗客は少ない。

8時ごろ奈良着。スーツケースをひいて歩く旅行客を一組見かける。一旦ふうせんかずらへ行き、「おはなさんの朝ごはん」を食べる。おにぎり定食。ひとりで来るお客が多い。思い思いに早朝の豊かな時間を過ごしている。味噌汁をすすりながら、何気なく買っている豆腐を変えようかなと思った。成城石井の麻婆豆腐の豆腐、パッタイの厚揚げがおいしかったことも思い出される。

ふうせんかずらを出て、美術館へ向かう。懸案事項がいくつかあってイベントが無事終わるか不安。抜けるような冬の青空の下、興福寺の中を歩きながらお参りをしようと思い立つ。南円堂の賽銭箱に10円を入れて祈願。感染防止対策で鈴緒が取り外されていたので鐘はつけなかった。今思えば、また終わった後にお参りをしないとだめだったな。すっかり忘れているところに習慣のなさが出ている。

9時過ぎ、奈良県立美術館着。「奈良県立美術館所蔵名品展 奈良県美から始める展覧会遊覧」を鑑賞。順路の一番最初に目玉作品を持ってきて撮影可能にしてある。曾我蕭白「美人図」など。美術館の建物の外壁にあしらわれているので、値打ちのある作品だとわかる。田中敦子奈良県明日香村にアトリエがあった)、桂ゆき(大橋嘉一コレクション)の作品も所蔵していたのか。美術手帖の女性作家特集号で見た作家。大橋コレクションの中に「swirl. blue and red」という作品があり、奈良県美で見たのをよく覚えていた。見る角度によって絵柄が変わるレンチキュラー印刷のポストカードのような、とっつきやすい作品。今中クミ子という作家で、1970年以降は作品発表をしていないと紹介されていた。女性作家以外で印象に残ったのは、明誉古樹「七福神」。何がそんなにおかしいのかというくらい朗らかで楽しそうな神々。気に入った。

美術館を出て、ミジンコブンコで昼食をとった。ついさっきまで国道沿いを歩いていたのに、町家を改装したお店に一歩入ると森の中のペンションのような雰囲気になる。店主の服装も内装と統一感がある(私の中ではチョッキ姿のイメージ)。改めて文章にすると目まぐるしいが、割と自然に「素敵なお店だな」と思える。ホーローのお皿は深さがあるけど直径が小さくて、カレーと副菜を盛った時にかわいらしい見た目になる。スプーンも小さくて可憐。先に出てくるポタージュもおいしい。温かいうちに全部飲むか、カレーと一緒に楽しめるように残しておくか迷ったがほぼ一気に飲んでしまった。なんて贅沢なんだ。店主が話してくれたカレー慣れしている客の特徴。水を最後に飲む。よく混ぜる。運ばれてきた瞬間に皿の底から混ぜるのはバックパッカーとしてインドやネパールを旅する習慣がある人に多い。

13時、ふうせんかずら着。いこさんと合流。私の貸し棚利用は今日で終わり。平台に全部出して閉店セール。公開ラジオ風イベント「かみのけモツレクと梶谷いこの新春放談2022」が始まって終わった。なんとなくカンペを作る気にならなかったが、用意したほうがいいことを学んだ。いこさんが用意してくださった。がしがし進行していただく。オーナーが「定点カメラ映像、見るのしんどいでしょう」と切り替え用カメラを用意してくださった。至れり尽くせりだ。しかし見せ方をよくわかっていなかった。ZINEを立てる用のスタンドを用意しておけばもう少しましだった。このへんもいこさんの機転に助けられる。スタンドも打ち合わせ内容のカンペも、あると思ったところになかったから持ってこなかったのが失敗。整理整頓、あとイベント準備中に飽きない。切り替えて詰める。基本的には本番まで日があるうちに思案して真面目に取り組もうとする。しかし波があって、直前に飽きる瞬間が来るというのがよくあるパターン。

15時、撤収作業。お客さんがどんどん入ってくるが、気にしないことにする。貸し棚利用されている人が何人かいたので挨拶。「めっちゃ寂しいです」と言われて驚く。なんとストレートな表現だ。目を見れなかった。

まだまだ明るいうちに帰宅。ツイッターを見ているとすぐ暗くなってしまい風呂。夕飯はなしにして布団に入り、またツイッターを見る。「えぶりでいホスト」バレンタインイベント(読者が登場人物にチョコを送る形式の人気投票)に合わせた、ごとうにものお絵描き配信を見る。紅ショウガ仁はなかなか描くのが難しい、でも思いついたときに「しめた感」があった。これはおこのみ太郎にもあった。ミオはすごく描きやすい。何も決まっていなかったがいいキャラになった。そういう現象がある。リクエストにこたえてコーイチの一枚絵。一枚絵は難しい。セリフや書き文字を足さないと決まらない。他のマンガ家さんが見たらこいつは何を何回も描いてるんだと思いますよ。シャープペンで描いて、消しゴムで消して、幾度も描きなおす。コーイチの瞳の輝きはこうして生み出されていたのか。

2/12(土)
コーヒーだけ飲む。昨日の夜に洗濯して干しておけばよかった。ぴかぴかの晴れ。昨日持ち帰った本が散乱している。

家を出て、通勤電車の中で『美術手帖』の女性作家特集号を読む。

美術手帖 2021年 08月号 [雑誌]

職場にて、隙をみて無印のしょうがバウムを食べる。めっちゃ生姜だった。おいしかったが、この後1日中生姜味のゲップが出続ける。ギョーザや肉まんのような残り方だ。無印は食品でたまにこういうことをする。手加減しない。

正午、退勤。サイゼリヤへ。青豆のサラダにはあらかじめチーズがかかっていた。ペンネのアラビアータはスパゲティ変更できるんだなと感心していたら変更品番を書いてしまった。ドリンクバーの1杯目(山ぶどうスカッシュ)からデザートのメリンガータまで満喫した。読書の時間を確保するため、出先ではインターネットをしないことにしているが、ツイッターではしゃぐ。本に比べて没入できるので時間がすぐに過ぎる。店を出て京橋方面へ。私は長堀鶴見緑地線が大好き。車台の端に短い電光掲示板がついていてかわいい。発車音の響きは10年くらいなら時を越えられそう。京阪に乗り換えてぽんつく堂へ。7冊本を売って4冊買った。ぽんつくさんに話し相手になっていただいて楽しかった。会計のときに畳の上に座る流れができている。あのレジ型電卓がひと仕事していそう。和室はいいなあ。

ぽんつく堂を出て、京阪に乗って淀屋橋へ。車内には寝ている人が多い。日中は気温が上がるようになってきた。休日だが、単独行動している人が多いということでもあるか。16時ごろ、カロ着。追加納品した。まだ動きがあるなんて嬉しい。店主のIさんが何かと話題に出し続けてくださっている。初めて読み物フリーペーパーを作ってみたという方に「こんなのもありますよ」とすすめてお買い上げいただいたとかで、Iさん伝いにその方のペーパーが手元に届いた。ハウスメーカーの予算で制作されたという、小さくてさりげないがしっかりした作りのもの。調べると表紙、裏表紙イラストは輸入壁紙のパターンのひとつだった。どうりで!

カロを出て、Yoshimi Artsで、西山美なコの個展「MINAKO NISHIYAMA / boudoir. ..」  見た。電源もないのにこんなに発光するものなのか。白壁の前に白いレース模様型の板が設置されていて、板の裏が蛍光ピンクに塗られている。ギャラリー内に電話はなかったが、設置されていて鳴ったとしても取れないなと思う。
その後国立国際美術館で特別展 感覚の領域 今、「経験する」ということ を見た。音声ガイドを借りる(展示室に500円玉を持って降りる)のを忘れてしまった。藤原康博の作品が印象に残った。展示室の中を何周もしていると見え方が変わってくる。寝室か雪原か。コレクション展 つなぐいのち では、チョン・ソジョンの映像作品に見入った。映画館で流してほしいくらい。固いベンチで粘りに粘った。足元の段ボール箱から「こんにちは~」と話しかけられてビクッとしているお客。これは島袋道浩「箱に生まれて」。キャプションは絶妙に気づきにくいところに掲示されている。

美術館の中にいるときから、頭の中の30パーセント前後は夜もサイゼリヤへ行くぞという感情で占められていた。昼にメニューブックを見たら、もうワンパターン組みあがってしまったのだ。またサイゼリヤに入り、山ぶどうスカッシュで乾杯。ミニフィセル、にんじんサラダ、ブロッコリーのくたくた、バッファローモッツァレラを注文。すべて運ばれてきたところでラストオーダーの時間であることを告げられる。20時半。ドリンクバーは20時45分まで。なんとなく閉店は22時以降だろうと思っていたが違った。フルコースを組んだのに!トリュフアイスクリームを注文して黙々とパンと野菜とチーズを三角食べした。ただ咀嚼していてもおいしいのはやはりすごい。20時40分にコーヒーを入れて、デザートも満喫した。ドリンクコーナーにKENZOのスウェット姿の若い男性がいて、帰っていく席のほうを見ると恋人らしき女性が待っていた。夫婦でワインを楽しんでいるようなお客も2組いた。帰宅、風呂。

今日見かけた京橋の女子高生はもこもこの黒ダウン、本町の女子高生は黒のショートブーツでカジュアルダウンしていて、ここ数年で一番着こなしの幅が広がっているのを感じる。羨ましい!

2/13(日)
7時台には起きられた。コーヒーをいれて、北海道チーズ蒸しパンを食べた。温めるとチーズの香りが立って総菜パンのようになる。少しポンデケージョに近づく。天気が全然良くないが、洗濯。その後しばらく読書。石山蓮華『犬もどき読書日記』。こんなに悲しい小顔矯正体験レポートがあるだろうか。体験というか、仕事柄習慣づけないといけないというのも厳しい。ネイルサロンは楽しそうでよかった。女優としてのステートメントは自分が読んだことがないようなもので、今後作品を見る目が変わりそう。『るるるるんvol.3』文芸ユニットるるるるんの作品集。瀬戸市の書店「本・ひとしずく」の「となりの作家さんフェア」に参加していたのも記憶に新しい。となりの作家とは言いえて妙。私にとっては文筆家のIさん、小説家のUさん、ギャラリーに在廊しておられたDさんなど。少しでも話したことがあると作品にまつわる想像力がぐんと上がる。座談会や寄稿でユニット内外の方の声が聞けてるるるるんに対する理解も深まった。

昼食は冷凍食品の横浜あんかけラーメン。せみ餃子を入れた。その後、雨が降ってきたので洗濯物を取り入れてエアコンの送風口近くに配置するなど。おやつに無印のさくらロールケーキとわらび餅を食べた。和菓子屋で和菓子を買うまで、けっこうかかったなと自分史を振り返って思う。20時半、Uさんのスペースを聞きながら夕食。手製のツナとほうれん草の炒め物(「手製の」はツナではなく「炒め物」にかかっている)、ちくわとわかめの和え物、ドンキホーテで購(もと)めた「タマタマしてんじゃねーよ」、ドライトマト、くるみ。いいちこ微量を緑茶で割った。西村賢太風に書くとこんな感じ。

食後、TMにLINE。昨日のサイゼでのパン食の写真と、「ハード系のパンが食べたくなるけどなかなか段取りがつけられないことが多い。でもこうすればいいんじゃないかと思た。パンはほかほかで付け合わせもある」と書き送る。知らんがなと言わないのがTMのありがたいところ。「家で食べるときはポトフとかミネストローネとか作ります」とのこと。「パン屋へ行くといろいろ買ってしまって早く食べないとと焦る。ハード系のパンは大きいことが多い」「焼きたてパンはみんな足がはやいのにおつとめ品に手を出してしまったりして序列がぐちゃぐちゃになって帰宅する」と送ると「パンはほぼ空気」「翌日まで我慢できない。すぐなくなる」と返ってきた。どうなっているんだ。サイゼリヤのパンメニューは「プチフォッカ」に「ミニフィセル」。あれくらいの大きさでいいのだが。あと、フランスパンむき出し問題など。せめて冷めたものは包装されていてほしいと思っているが、そうでないことが入店してわかってがっかりするのをやめたいTMだった。

2/14(月)
まだ天気が悪い。コーヒーをいれて、はちみつトーストを食べた。はちみつが結晶化してしまい、固くてなかなか出てこない。今日から定期入れを変えた。国立国際美術館ミュージアムショップで買ったビニール製のものは破れてきてしまったため。引き出しの奥で眠っていたミニ財布を転用。

家を出るとカラスが3羽も路上にいて怯える。出し方の悪いゴミがあったらしく、袋を破って中身を漁っていた。駅まで自分を抱くような恰好で歩く。全身で怯える。

通勤電車の中でimdkm『リズムから考えるJ-POP史』を読んだ。

リズムから考えるJ-POP史

同世代の書き手。ネットでよく見かけるが、なかなかブラウザでは読み通せないので紙の本を読んでみる。

通勤路で、百貨店の紙袋に入ったばらまき用のチョコを持った女性を何人か見かける。あの人らが適当に折り合いをつけて気分よくばらまいていることを願う。女性が主体性を表すときに何かを「しない」のが有効で実践しやすいというツイートを見かけたことを思い出した。直接何も言ってこない人間は何も言っていないのと同じ。職場で私が率先してやめたことがいくつかあるが、長く勤めていることもあり、もうそんなことは誰も覚えていない。

職場にて、弁当のおかずは卵焼き、ツナとほうれん草の炒め物、梅干し。やがて退勤。スーパー1へ寄る。帰宅、風呂。夕飯は水餃子、火鍋。火鍋の汁でおじや。

食器用洗剤ジョイの逆さボトルを開封。今日までは無印のコットン用のポンプヘッドを取り付けて使っていた。片手でスポンジを押し付けるだけで洗剤がつけられるが、ポンプヘッドに汚れがたまることと、洗剤がついたかどうかがいまいちわからないのが難点だった。変遷を振り返った日の日記↓

 

 ボトルの使い勝手、なかなかよし。洗いあがりもなかなかいいが、香りがキツい。水餃子を入れたらジョイ風味になってしまった。

ぴかぴかしたつくねが半額だったので餃子の皮も買って包んでみたが、こういうことは平日にするものではない。気を取り直して火鍋の用意をし、無印良品の素をなんとなしに分量通り入れたら激辛に仕上がった。シャオフェィヤンで食べた火鍋より辛いと思う。ロッダグループのカレーくらい辛い。無印良品はたまにこういうことをする。しょうがバウムのことを思うと、しばしばと言うべきか。不思議なものでだんだんおいしく感じられるようになったのでおじやもつくる。疲れて寝落ち。

2/15(火)

やっと晴れた。コーヒーをいれて、マシュマロトーストを食べた。家を出て、電車の中で川崎智子・鶴崎いづみ『体操をつくる』を読む。長谷川書店で買ったもの。実際に体操をやってみながら読めるのでとっつきやすい。中にスリップのような紙が残っていて、取次のトーハンと書いてあったので意外に思った。昨日読んだ片山洋次郎の身がまま整体のnoteに、春は体のあちこちがゆるみやすいと書かれていたことも思い出す。

職場にて、弁当のおかずは鮭の塩焼き、ほうれん草の目玉焼き。

やがて退勤。帰宅、風呂。夕飯は豚バラ、春菊、納豆のフィデウア。ツジメシのレシピ。味付けはナンプラーだが、さほどエスニックに寄らない。数年越しに気になっていたレシピだしおいしいのだが、またつくろうと思うほどのインパクトはないかもしれない。春菊と豚バラは鍋に入れて、納豆スパゲッティは大葉やみょうがを添えて食べるほうが好き。ツジメシのフィデウアでリピートしているのはピーマンとししゃものレシピ。

夜中の3時前にトイレに起きて、マルジナリア書店のツイートから藤原辰史著『農の原理の史的研究』(創元社)小島庸平『サラ金の歴史』(中公新書)のクロスレビューイベントのアーカイブ動画を見る。参加者はマルジナリア書店店主と、両著者。面白くて2時間分全部見てしまった。もともと小島さんは藤原さんの教え子だったということもあり、書き方に関しての打ち明け話も飛び出した。学術的な文章の中で希望的観測を書くかどうか。どちらの本も読んだことはなかったが、今後の読書に生かせそう。参加者それぞれが、直接的な言及がない場面でもジェンダーの観点を意識して言葉を選んでいるのがわかり、うまく言えないが安心した。空腹を感じたので北海道チーズ蒸しパンとドライピーチを食べ、ミルクティーを飲んだ。

その後田所コウ『彼女のやりかた』を読む。

彼女のやりかた (トーチコミックス)

絵柄や線が気に入って購入したが、それしかよくない。キャラクター造形や言動が雑だと感じた。作品の中で、ラッキースケベの成立のために払っている犠牲が大きすぎる。作者の名前でネット検索すると愛媛の古本屋の老舗ホームページがヒットしたのは嬉しかった。

朝の6時から7時半までまた寝た。

2/16(水)

毎朝毎朝コーヒーがまずいなと思いながら飲んでいる。カルディで安かったインスタントコーヒー。開けて数日はそこそこおいしかったので、瓶の気密性が低くて酸化してしまっているんじゃないか。レモンチーズトーストを食べた。時間を気にしつつじゃがいもの皮むき。予約炊飯している米の上に置いて一緒にふかそうという算段。

家を出て、通勤電車の中でチャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』を読む。

仕事の喜びと哀しみ (K-BOOK PASS 1)

理解しがたい同僚に振り回される場面を読んで、自分のことのようにヤキモキする。

弁当は、豚バラと大葉と梅のチャーハン。昼休み、ヤフーニュースで大阪マラソンが2万人の市民ランナーの参加を中止したと知る。300人の招待選手に絞って実施。やがて退勤。見事な満月。帰宅、風呂。夕飯は成城石井の海老とオクラのシンガポール風焼きビーフン。値引きシールが貼られているのを見かけたら買うようにしている好物。数百円くらい出し惜しみせず好きな時に食べればいいではないかと自分でも思うが、売れ残っている時や特売日が食べ時だということにしている既製品が他にもいくつかある。成城石井のキャロットラペ、チルドコーナーの5枚入りピザトースト(特価198円)、冷凍食品の横浜あんかけラーメン(特価198円)。間隔のとり方をスーパーの都合にまかせている。ラジオからはエルガーエニグマが流れている。食後、たらこのポテサラと春菊のからし和えをつくる。

その後西村賢太『一私小説書きの日乗 堅忍の章』を読む。

一私小説書きの日乗 堅忍の章

晩酌時の食事の記録が面白い。酒も食事も大量。ウーロンハイ7、ハムエッグ3つ、生ピーマン3つ、キャベツ半玉など。2019年の途中で白飯を納豆2パックに置き換える。眠くなってきたのでわりと素直に寝た。