0427-0505

4/27(水)
天気が悪く外が暗い。起こされたアラームは昨日グーグルアシスタントに勝手にセットされた、いつもより1時間早い時間のもの。職場で急に喋り出したので焦ったが、設定を変えようとするとまた喋るので放っておいた。コーヒーをいれて、しらすトーストと薄皮クリームパンを食べた。雨が強いのでモンベルのソックオンサンダルを履いて出勤。電車内では小島慶子曼荼羅家族』を読んでいた。

曼荼羅家族 「もしかしてVERY失格! ?」完結編 (VERY BOOKS)

サービス精神あふれる文章だ。

職場にて、弁当のおかずはかぼちゃ、鮭と玉ねぎの南蛮漬け。やがて退勤。帰りの電車の中で競艇の中吊り広告のイラストを蛭子能収が担当しているのを眺める、帰宅、風呂。夕飯は白飯、鮭南蛮、納豆味噌汁。

4/28(木)
静岡旅行一日目。朝、ギョニソトースト、亀田製菓の白い風船。世界一おいしい紙の味。昼、石松の浜松餃子。夜、スパイシーコロンボスリランカカレー。

8時の新幹線に乗って東へ。上坂あゆ美の短歌の一部「ひかりは沼津に止まってくれない」がずっと頭にあるが、浜松だって静岡だって止まらない場合があることを知ることとなった。ひかりの停車パターンは様々。新大阪始発のに乗ろうとして浜松に止まらない列車に乗ってしまった。中途半端に情報を持っていて、最優先事項を間違う。名古屋で乗り換え。浜松のアクトシティは90年代の建物で、動く歩道が設置されまくっていてバブリーだった。動く歩道を乗り継いだ先に浜松市楽器博物館があり、昼過ぎまで満喫した。圧倒的な量の展示物。老夫婦、おじさんと4人で聴いたテルミンについてのギャラリートークマトリョミンの試奏。豊富な試奏コーナー。しかも無人。電子ピアノ、エレクトーン、オルガン、打楽器、馬頭琴馬頭琴は教材用に作られた可愛らしいデザインのもの。プラスチックのパイプを長さを変えてパイプオルガンのように組み合わせ、端をフライ返しにゴムパッドをつけたもので叩く楽器を気に入って長いこと遊んでいた。叩き方で音が変わる。ある程度力を入れてしばいたほうがいい音がして演奏にまつわるあれこれを手っ取り早く発散できる。

昼食後新幹線で静岡へ。国内旅行するたびに各駅停車しか走っていないことに驚く。関西の特異さ、小ささ。バスに乗って芹沢けい介美術館へ。展示は染物作品と芹沢コレクションの二本立てになっている。ここを経て最終日に熱海の土産物屋へ行くと、今までそうとは知らずに見ていた芹沢けい介デザインらしきロゴが目に飛び込んできて面白かった。建物(石水館)も素晴らしい。ショップで無印良品発行の芹沢けい介の書いたものや発言をまとめた文庫を買う。正直無印に先回りされたようで悔しいが、私には後日図書館で探して著書を借りたりすることはできないのだ。

ホテルにチェックインした後本屋巡り。地震に怯えつつの水曜文庫訪問。どのジャンルの棚にも50年ほど前の本があって勉強になる。図書館でも古い本は書庫に入ってしまうのでありがたい。ひばりブックスに着くころには暗くなっていたが、高校生が闊歩していて賑やかだった。成人は車移動で、駅には用がないのだろうか。それくらい駅前の高校生の存在感が大きい。ひばりブックスは手前に雑誌が並んでいて入りやすいが、登山関連の本の棚がその横にあって静岡県らしい感じがする。一番奥がギャラリーで、喫茶スペースもある。ケーキは隣の老舗洋菓子店のもの!1日目から夕飯時にケーキを食べることになった。20時まで営業。個人書店の割に店舗面積が大きいので、関西のあちこちの個人書店主が言及していた本がひとところに揃っている。小説、文庫、ZINEもある。ここで持ち直したから遅い時間帯にカレー屋に突撃できたようなもの。

スパイシーコロンボは繁盛していた。キッチンもホールもスタッフはスリランカ人ぽいが、接客もメニューブックもかなり行き届いていて一人旅で心細い中でありがたかった。奥にのれんのかかった小部屋があって、スリランカ人ぽいお客が数人黙々と食事をしていた。カレーも大満足。スリランカカレーでこんなに丁寧に副菜の説明を受けることはなかなかない。

4/29(金・祝)

朝、朝食バイキング。昼、清水港で海鮮丼。夜、夕食バイキング。

静岡旅行二日目。6時半朝食。ホテルのバイキングにフォーがあった。パクチーを好きなだけのせられて嬉しかったが、何よりクロワッサンがおいしかった。大きくてチョコが入っていてどこか輸入物っぽい。当たり前のようにおいしいクロワッサンが出てくるようになったのは、業務用の冷凍パンの性能が上がったからなのか。部屋に戻ってテレビ。旅番組一択。

9時半、静岡駅でTS、KY、Hと合流。静岡テレビのレポーターとカメラマンが改札前で撮影をしている。私のリクエストで日本平動物園へ。入口近くにいるキビタイボウシインコの名前が、ヨシオ、ダンディ、ムーディ。一発屋コーナーだ!と大喜びしていると「もう10年以上ここにいるのかな」とTS。猛獣の展示場の建て方に工夫が凝らされていて、後ろや上から回り込んで近くから観察できるようになっている。ピューマがかわいくて4人で長いこと見ていた。少しずつ手を入れているのか園内にはぴかぴかの建物も多いが、100円ガイドが現役だったのでアリクイのところでお金を入れて聴いた。ヒトの檻にはロープがつり下がっていて、子供が喜んで展示されていた。TSとサイの展示場に近づいた途端オスのサイが「ピシャァァァア!」とおしっこをしたので二人で「えー!?」と水圧に驚く。ケルヒャーくらいの水圧だった。TSとはまあまあ親しいがこういった場面にともに居合わせるのはまだ若干恥ずかしかった。レッサーパンダの展示場にはさっき駅にいた静岡テレビの面々がいた。休日を楽しむ人々をとらえようとするテレビ局に先回りされていることを悔しがるH。雨が降ってきたので屋内の動物を撮影することにしたのだろうか。フライングゲージは国内最大級の大きさらしく開放感があった。インカアジサシが橋の手すりに止まっており、近寄っても全く動じない。ハトくらい、いやハトより逃げない。水鳥の暮らす池には島が浮かんでいて、クモザルが飼育されている。いい動物園だった。

清水港で昼食。ちびまる子ちゃんの面々はこんなに海に近い場所で暮らしているのか。美保の松原へ着くころには土砂降り。併設施設で羽衣伝説のアニメーションを見たり木琴を叩いて遊んだりする。なぜかこの日に折りたたみ傘が壊れて5回に1回くらいしかうまく開かなくなる。あとの4回はおちょこになってしまう。運転もせずに車に乗っているだけなのに傘もまともにさせない。車から降りるタイミングごとに友人が代わる代わる傘をさしかけてくれる。

ホテルにて、風呂にサウナがなくてKYと憤慨。風呂上がり、ドライヤーとケトルとテレビを同時に使おうとして部屋のブレーカーが落ちて焦り、隣でKYの誕生日祝いの飾りつけをしているはずの男性部屋に助けを求める(内線でフロントに連絡をとってもらう)ことになりさらに焦る。夕食バイキングで友人のチョイスを見てひたすらニヤニヤする。夕食後、部屋で誕生日祝い。男性陣の奮闘に感謝。ミッフィーのガーランドはパーツにヒモが通っていなかったらしい。安さの理由はここか。夜遅くまでHの持ってきた「語彙の王様」というゲームをする。ルールやゲームの進行など、状況把握に秀でた人らがカードゲームを楽しもうとするのに居合わせられると本当に楽しいことになる。例えば停滞を避ける為のローカルルールを考え出すなど。

4/30(土)
朝、朝食バイキング。昼、煮干しラーメン。夜、バーベキュー(豚、牛カルビ、フランクフルト、金目鯛ホイル焼き、海老、焼きそば)。

静岡旅行3日目。山中城跡、鮎壺の滝、韮山反射炉

例によって同室の友人KYより数時間早く目が覚めてしまうが、努めて静かにしつつ起きて好きに過ごすことにする。ケトルでお湯を沸かしてミルクティーを飲み、茶菓子も食べる。そして用便!旅行中の便秘が心配だったが、4日目も同様に早朝のお茶で解消することができた。

10時山中城着。ガバメントクラウドファンディングで寄付すると障子堀に入れるというイベントに参加。これがこの4人旅の目的。3人はKYに誘われたのだった。市役所所属と思われる学芸員さんのガイドでふもとから山城を攻める。「敷地の見通しがよく、旗が立っていたりするとお客を呼び込みやすい。例えばこのあたりのツツジが大きくなりすぎて堀が見えなくなるので時々伐採している。しかし刈り込みすぎると花を見に来たお客からクレームが入り、板挟みになる」。イベント参加者は老若男女の城好き。山歩きの習慣があるのか登山ブランドの服や靴を身につけ、鞄に熊鈴をつけた人もいる。モンベルモンベルでもソックサンダルを履いてこようとしていたが、やめておいてよかった。180センチ越えのTSは参加者の中で頭ひとつ分背が高い。集団でいるときの常なのか人の前に立とうとせず、学芸員さんの後ろに回り込んで話を聴いている。戦国時代にこれだけ身長があったら合戦でも活躍できて出世するね、と声をかけると「運動神経がないから」と言っていた。今思えば人目につくということは狙われやすそうで危ない。そういえばTSは以前エアビーで明治の日本家屋を借りて泊まった時も、4日目に熱海で起雲閣に行った時も、梁がつかえるので室内ではずーっと中腰で移動していて、高身長は高身長なりに少数派の苦労がありそうだった。現代に設計された車(トヨタレンタカーで借りたヴィッツ)でも頭や膝がつかえて窮屈そうで不憫。なんとかしてやってほしい。山中城にもおもてなし武将隊がいて、「ちょうど今軍事演習中なので皆さんご覧になってください」と隊長らしき人が案内してくれる。何重ものメタ構造が面白かった。隊員のノリが若々しく、髪型等からコスプレイヤーとして活動していそうな感じがした。

障子堀では堀という堀に出入りしてはしゃいでいた男性陣のHとTSだが、鮎壷の滝ではあっという間に遊歩道から滝壺へ走っていってしまった。こうして見ていると生年月日が2日しか違わないというのもわかる気がする。という個人的な感想を対岸の吊り橋の上でKYに語ってしまう。KYは控えめながら自分を抑え込んでいる感じもせず、フラットに話を聞いてくれる上おおむね好意的にとらえてくれて大変ありがたい。観光地で観光もそこそこに自分の考えに立ち返ってしまうあたりが12ハウスに天体がある者の振る舞いだと思いながら話を切り上げるところを探していた。岩場とは思えない身のこなしで縦横高低問わず無尽に動き回って写真を撮りまくるHは土木工学の鬼。立っている看板と自分の知識を組み合わせ、地形のあちこちを指さして解説もしてくれる。4日目に大室山の上から伊豆を見下ろしていた時もそうだったが、語りから地形に手を加える者としての当事者性を持っていることがうかがえた(私は同じものを見て「伊豆、なんかオレンジ色やな」としか言えなかった)。この視野の広さは何なんだ、と日記を書いている今Hの出身学部について調べ、社会基盤学という学問があることを知った。

5/1(日)
朝、朝食バイキング。昼、鴨南蛮。夜、ツナマヨスパゲティ。

静岡旅行4日目。大室山、まぼろし博覧会、起雲閣。

朝から大室山に行った後、雨宿りのためまぼろし博覧会に行って一同調子が狂う。サブカル担当は私だ!みたいな気負いがなくはなかったがHのように語って共有することができるわけでもない。語れるのは性格もあるが、系統立った学問を修めたからできること。書いていてわかった。ただただ展示物の物量に圧倒されてしまう。収蔵基準がないことも凄みの要因。全国津々浦々の秘宝館、歴史博物館、民家から寄せ集められた品々の集積。思いがけず村崎百郎コーナーに遭遇、本棚が見られて嬉しくてはしゃぐ。古屋兎丸の漫画があった。

近くを歩いていた男性4人組の中には早々に気分が悪くなる人もいて(「あー俺無理かも」「キツくなってきた」)、今思えば炭鉱のカナリアのようだった。私も一番最後の部屋ではキツかった。順路の最初の部屋でリカちゃん人形の首が石塔の根本に5、6個転がっているオブジェを見て「も~、怖いことするなあ」と言っていたTSは大丈夫だろうか。あのような至極真っ当な感覚をもった人間をこんなところに連れてきてしまった。いきさつとしてはKYが「テレビでやってたやつですね、行ってみましょ~」と提案してくれ、私は息を殺して皆の反応を見ていたのだが、なぜか責任を感じてしまうサブカルオタクであった。TSは「なんか途中から攻撃力弱まってなかった?」と言っていて大丈夫だった。彼は最初から戦いの中にいたらしいが、それくらいの構えでないとやられてしまう場所だった。実際最後のお経が流れる暗い部屋(展示物はここでも秘宝館の人形)ではサブカルオタクの意地で走り抜ける格好になってしまう。KYは「私ここパスします」。TSはなんとついてきて、「ちゃんと見てないでしょ」などと煽ってくるのだった。

運転をしていないのにもかかわらず疲れで午後からの記憶がまばら。車の中で耐えきれず寝てしまい、起きて隣を見ると先ほどと全く同じ体勢でHがじっと地図を見ていた。多分私が寝ている間ずっと地図を見ていたんじゃないだろうか。道ではなくて地形を読んでいる。

帰宅、風呂。無心で好物を作って食べて寝た。
5/2(月)
昼、つくね丼。夜、イタリア料理屋(お通しのしらすと新玉ねぎのオムレツ、グリーンサラダ、アンチョビのピザ、ラザニア、ポテトフライ、オリーブ)

昨日までの雨続きの旅程を思うともったいなく感じるが、横たわって自室の窓から青空を眺めて過ごした。旅行のグループラインに写真や謝辞の投稿があって、友人達が気持ちのいい人すぎて旅行中のあらゆる振る舞いが恥ずかしくなって寝逃げ。しっかり体調管理することが目標だったが、体調管理しかできなかった。足が濡れて体力を持っていかれたのは靴とソックサンダル両方持っていくしかなかったか。あと案外こたえたのがレンタカーの中のBGMの、星野源ヨアソビ米津玄師official髭バックナンバー縛り。運転もしないで何を言っているのかと自分でも思うが、そういうことがあった。自分で用意してときどき変えてもらえばよかったのか。

夜はOさんと食事。何を食べても香りがよくおいしかった。食事の用意で消耗する話、てぱとら委員会『私たちの中学お受験フェミニズム』の感想、進学や就職の道筋からこぼれ落ちてしまう人の話など。

5/3(火・祝)
昼、バジルスパゲティ。夜、サイゼリヤ(ミラノ風ドリア半熟卵のせ、にんじんサラダ、白いんげん豆と野菜の煮物、バッファローモッツァレラのピザ)

彼氏と昼過ぎに駅で合流してイオンモールへ。今日も天気は快晴。みんな遠出しているのかイオンモールの人出は少ない。15時半より映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」を見た。ややテンポが悪く、彼氏はところどころ寝ていた。序盤にちよめが里から逃れて野原家にかくまってもらおうとするシーン。息子珍蔵を守るためではあるが、しんのすけと珍蔵の取り違えのでっち上げ→家族だから一緒に住もうと提案→金縛りの術中に食事の用意、我に返った野原家の面々には承諾を得たと言い張る、という流れが怖すぎた。今思えば尼崎の角田美代子を連想していた。映画館内では誰も笑っていなかったしんのすけの台詞「至れり尽くセリーヌ・ディオン」、過去作か原作にあったのかもしれない。

映画を観終えたがとくにすることもないのでまた別のイオンモールに向かって散歩した。気候がとてもいい。食品売り場で買い物。うなぎパイがあったので買っておく。浜松市楽器博物館やスパイシーコロンボなど、旅先から楽しい自慢のメッセージを数人に送ってしまったので、会った時に何かあったほうがいいだろう。夕食をとって帰宅、風呂。ツイッタークレしん映画の感想スペースを聞く。

5/4(水・祝)
8時、彼氏が「イタタ」「痛い」「あ痛」と言い続ける。寝違えか?二度寝することもなく言い続けるのでこれはおかしいと思い「内臓?筋肉?」と尋ねるが答えない。起き上がってタブレットを手に取り調べもの。休日診療所は10時から。何かの拍子にみぞおちが痛いと口にしたので「起きたらみぞおち痛い」で検索。膵炎か、盲腸か。体温計を探し出して検温。発熱なし。発汗なし。「お腹?背中?」と尋ねると「背中」と言う。今から思えば「内臓?筋肉?」の後に聞き方を変えて声をかけ続けた方がよかった。「ぎっくり背中」でツイート検索すると山口一郎をねぎらうファンのツイートがたくさん出てきた。4月末に患ったらしい。背中に湿布を貼ると落ち着く。時間の経過によるものか。寝たので一安心してひとりで朝食。コーヒーをいれて、クロワッサンと炒り卵を食べた。2日にイタ飯屋で食べたオムレツの真似で、しらすと玉ねぎ入り。

13時ごろ彼氏起きる。腰が痛いと言うのでまた湿布を貼ってやる。昼食は豚丼。白ごはんドットコムのレシピ。広告ブロック用のブラウザをダウンロードしたのだが、けっこうシャットアウトできている。一番ひどいのは5ちゃんねるだが、白ごはんドットコムもレシピサイトの中では多いほう。情報を無料で得るためには構造上仕方がないと思っていたが、抜け道を見つけたような、いかさまをしているような不思議な気分。そのうち広告にも対策され、いたちごっこになるのだろうが。14時ごろ家を出てまた散歩。川沿いで水鳥を見たかったのだが、家の目と鼻の先の川に大型の鳥がいた。黒くてくちばしだけ黄色。ウか?ひたすら川沿いを歩き続け、マクドナルドに寄ってマックフロート休憩。18時ごろ帰宅。散歩中シャトレーゼで買ったどら焼きやおせんべいを食べて解散した。夕飯なし。

5/5(木・祝)
起きてラジオをつけると満島ひかりが喋っていた。GW編成で、特番の再放送をしている様子。「最近5歳とか70歳とかの人と話が合う」。この番組を聴くのは初めてではないが、毎回トークのどこかに満島ひかりにしか仕込めないフックがある。コーヒーをいれて、フレンチトーストを食べた。マンガ『九龍ジェネリックロマンス』で鯨井がやっていた、片面漬けオーブントースター焼き方式。手軽で食感もいい。ここまで気に入ると、原作通りにグラニュー糖をかけたいところ。10時に家を出て、11時半に駅に集合。今日は企画オケの練習。電車内では夜学舎『密鬱日記』を読んでいた。noteで発表されていた日記がもとだが、見かけてブラウザを開いて読んだのと印象が随分違う。憂鬱な内容ではあるが加筆されて一冊にまとまったことによって、考え続ける気力、前を向く力強さがはっきり感じられる。

昼食は天ぷら屋で春の定食(アスパラ、なす、ブラウンしめじ、海老、ホタルイカ、白子など)、夕食はサイゼリヤペンネアラビアータ、青豆サラダ、コーヒーゼリーとティラミス)。企画オケに誘ってくれた大学オケの後輩HとMととった。
練習が始まって終わった。知り合いもいて、全体的に温かい雰囲気で気楽だが、勝手が違うから切り替えをしないと消化不良で終わってしまう。休憩時間中に久々に会う大学オケの同期が話しかけにきて、雑談かと思ったら「ここ楽譜どうなってる?なんか皆お見合い状態になってたよね」と言われて背筋が伸びた。

帰宅、風呂。やることはそれなりにあるのに『あらくれお嬢様はもんもんしている』というマンガの無料公開分を延々と読んでしまった。素直に反省するお嬢様が可愛い。