0902-0908

9/2(木)
6時半ごろ起床。一晩中しつこかった胃もたれがなおる。コーヒーをいれて、マヨネーズトーストを食べた。ブログ投稿。

家を出て、通勤電車の中で植本一子「フェルメール」を読む。

フェルメール

巻頭の写真作品と、エッセイ部分を何度も行き来するのが楽しい。

職場にて、弁当のおかずは鮭とにらとしいたけを焼いたもの。残業した。なぜ休業しないんだろうという気持ちは忘れないでおきたいが、残業しようかと思える業務につけるようにはなってきた。

やがて退勤。帰宅、風呂。夕飯は納豆キムチご飯。

9/3(金)
6時起床。きゅうりトースト、ヨーグルト、バナナを食べた。ドールのバナナはでかい。先日カロで「手作りブラジャーを愛用してる人がいて、ネットで調べると面白いですよ」と聞いたことを思い出して検索。ダウンジャケットと靴以外ほとんどのものを手作りしている人のブログを読む。手縫い用に考案された型紙は縫うところが少ない、などの知見を得る。愛用の型紙、ズボンの替えゴムの話題も興味深い。手作りのふんどしパンツで冷えや生理痛が改善されたという記事を読んだことから、布ナプキンについても調べる。5年以上前にちょっと使った布おりものライナーはシームレスショーツとの相性がよくなかった。あとスナップボタンもそんなに好きではなかったし、乾きづらいのも嫌だった。どんな布生理用品もシームレスショーツとは共用しづらいとは思う。生地が薄すぎる。消去法でなんとかならないか。

家を出て、通勤電車の中で武田尚子「もう一つの衣服、ホームウェア」を読む。

もう一つの衣服、ホームウエア――家で着るアパレル史


ハイブランドにもゆったりとした、カジュアルなデザインのドレスの歴史があったことを知る。

職場にて、弁当のおかずは成城石井の五目豆、練り天。売り物の香りのよさを感じた。午後、自分の仕事を進めようとしたら質問されて中断されることが続いていらいらしてしまった。後輩にはそういうところを見せたくない。業務時間中は伝票処理できないと思っておこうかな。

眼精疲労で首が痛い。退勤。帰宅、風呂。夕飯は鯖の炊き込みご飯(パエリア風)。夕食後、事務作業。

9/4(土)
7時すぎ起床。コーヒーをいれて、ドイツパン、チーズ、くるみを食べた。涼しく過ごしやすい気温。天気は悪い。今日の練習に向けてブラウザのキーボードで音の確認をするなど。楽器を弾く以外の準備の仕方を模索している。

練習場に向かう電車の中で金悠進「越境する発火点」を読む。

越境する〈発火点〉:インドネシア・ミュージシャンの表現世界 (ブックレット《アジアを学ぼう》)


インドネシアの音楽家ハリー・ルスリについて。お金と家柄と素養を持って何を表現するか。

昼食はキオスクでコーンマヨパンを買って陸橋の上から線路を見ながら立ち食い。電車の好きな男の子が近くにいて、貨物列車が通っても熱心に見ていた。瞬足ぽいスニーカーのつま先で壁を蹴り、ポコポコとかわいらしい音を立てている。ソの音がしていることに気づき真似したがゴムサンダルでは高く安定した音を出せない。

練習が始まって終わった。毎回祈るような気持ちで感染症対策含め練習の準備をしているのに、演奏中に投げやりな態度をとられると少なくともそのそのテイクはまるまるドブに捨てられたような気分になる。全体に影響を及ぼす訳でもなし、今日も無事に練習できたことを喜んだほうがいいのだろうが、この気持ちもまた「自分のことと思わない」といさめられるのだろうか。昔言われたときの、あ、こっちのせいなんだ、もうここからは去ろう、という気持ちをいつまでも覚えていて、まだ誰にも何も言われていないのに怒る。精神のバランスのとり方としては正しい態度なのかもしれないが、全然納得できない。

夕食はリンガーハットでとった。餃子3個と皿うどん。とてもおいしい。帰宅、風呂。ふと思い出して数年ぶりにおおたうにのブログをのぞくと、ゼロ年代と同じ作風だった。

9/5(日)
6時起床。コーヒーをいれて、きゅうりトーストを食べた。今日はアマオケの本番。電車の中で井上章一「パンツが見える。」を読む。

パンツが見える。 羞恥心の現代史 (朝日選書)

副題は「羞恥心の現代史」。白木屋の百貨店火災の死者は本当にパンツが見えることに気を取られて墜落したのかを検証するのにページを割く。それぞれのおかれた状況でパンツは見えたのかどうか。

早く着きすぎたため会場最寄り駅のホームのベンチでSOYJOYと水を買って休憩する。京都市営地下鉄の駅のホームには大塚製薬の自販機がある。学生の時からずっとだ。懐かしい。本番が始まって終わった。ひと月前にアンコール曲が決まり、この曲がステージで弾けたらなと切なくなったものだが、実現できた。昼食は弁当を持参。おかずは鮭とにらとしいたけを焼いたもの、成城石井の五目豆。

帰宅、風呂。夕食はうまく用意できずセブンイレブンのあおさポンデケージョ、カレーぼんち揚げ、くるみ。オンライン打ち上げにて、50代の団員の大学オケの思い出話。合宿所で酒がなくなると下級生が夜中に酒屋をたたき起こして買ってこないといけなかったらしい。コンビニのない時代。一万円札は聖徳太子。「うちの息子とかもそうだけど、今の若者はそこまでしないことは想像できる。では何を楽しみに生きているんだろう。何かはしてるはずなんだよ」と漏らす。そんなふるまいを楽しみにするなと思うが、そんなふうに尋ねられると対比させる楽しみが思いつかず答えづらい。彼なりに話をふってくれたようだが、若者からエピソードが披露されることはなかった。また、この人が飲み会中ある人に年齢を聞いて65歳ですと返されて「恐れ入りやした」と言っていたのがいつまでも面白い。語感が大げさだからか?多少チョケているのかもしれないが、年齢そのものに対して恐れ入っているのが全然わからない。

9/6(月)
7時起床。ものすごくだるい。ドイツパンを焼いて食べた。家を出て、電車の中で武田尚子「もう一つの衣服、ホームウェア」を読む。ネグリジェやスリップは、よせて上げるブラジャーに押されたという説。

職場にて、弁当のおかずはオムライス。中身はウインナーとしいたけとタマネギのケチャップライス。食べやすかった。やがて退勤。帰宅してすぐ納豆キムチご飯を食べた。風呂に入り損ねて寝落ち。

9/7(火)
7時起床。コーヒーをいれて、よそゆきのきゅうりトーストを食べた。家を出て、電車の中で「つづくで起こったこと」を読む。

つづくで起こったこと 「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展 93日間の記録

ミナペルホネンの展示の記録。長く着ている服を語るとき、色や形ではなく「○年着ている」とか、「旅行に着ていった」などのエピソードが先に出てくるようになる。という記述をなるほどと思う。

職場にて、指示を出したつもりになっているだけの上司と言った言っていないでもめる。こちらの疑問には答えない。考えようとも確認をとろうともしない。もう極力関わりたくない。まだ筋を通そうとする同僚に苛ついてしまう。おやつを渡して謝罪。弁当のおかずは成城石井の五目豆。気持ちがふさぐことが多いので退路のことばかり考える。けっこういいアイデアのように思えてくるが、今から20日前後まで思いこみに注意するようにとツイッターの占い師が言っていたな。

やがて退勤。帰宅、風呂。夕飯は焼き肉(ハラミ)、白飯。一緒に焼こうとはさみで切った白ネギがあまりにも雑に見えたのでぶんぶんチョッパーでみじん切りにした。こなれた感じになった。

食後、占いを読む。Yahoo!占い(そんなページがあるのか)の星占いが1日ごとに分量もあってよかった。総合運、恋愛運、金運が5つ星で評価されていてわかりやすい。石井ゆかりなど、運勢を占うことに重きをおいていない占い師の存在を知って星占いに興味を持ったのだが、その対極にあるような形式。ランキングもついている。木曜から運勢が上向きになるらしい。状況が厳しくなってくるとこういう占いがありがたく感じるという発見をした。

9/8(水)
7時起床。コーヒーをいれて、マシュマロトーストを食べた。洗濯したいが、雨予報。まだ降ってはいない。

家を出て、通勤電車の中でジャン・フェクサス(大塚宏子訳)「尻叩きの文化史」を読む。

図説 尻叩きの文化史

「B面の歌を聞け」を読んで衣服関連の本を探しているときに見つけた本。叩かれたことはないが、何かで激怒した父親に一度だけ「お尻叩くで!」「叩くからな!」「こっちへ来なさい!」と脅されて妹と大泣きしたことはある。2ページにひとつくらい尻の絵や写真が掲載されている。

職場にて、弁当のおかずは焼き肉(ハラミ)、紅しょうが、きゅうりのレモン山椒漬け。相変わらず混乱していて部署によっては解体して他部署へ助っ人を回しているようなところもあるが、このような状態だと新人にちょっかいをかけにくるおっさんがいなくなってとても快適だ。学生のときから授業中の私語など許せないほうだったし、ストレスを感じていたらしい。後輩はワクチン接種で休み。「あの子若いのにもう打てるん?!わたしでも今からやのに!」視野が狭くて声の大きい人だ。一切自分の情報を渡したくない。

やがて退勤。100円ショップへ寄り道。一時、チョコあ~んぱんのおじさんのイラストがピクサー映画のような3Dになっていて気をもんでいたのだが、平面に戻っていた。マジックテープとスナップボタン、ドライカレーの素、干しいも、くるみなど買う。もみのりはなかった。帰宅、風呂。鈴虫がさかんに鳴いている。いつの間にかすっかり秋だ。夕飯はなすびとツナのスパゲッティ。ナンプラーを入れた。食後、日記を書く。