20240419

ATMで生活費をおろそうと「5」「万」「円」とタッチパネルを操作するが、「円」を押すと入力前の空欄状態に戻ってしまう。「50」「千」「円」だと次に進める。よく見ると残量表示があり、このATMにはあと1枚しか一万円札が入っていないらしい。「入力内容をご確認ください」を突破して50枚の千円札を引き出した。二つ折りの財布が折りたためない。帰宅して引き出しに35枚ほどしまった。「30」「千」「円」ならやったことがあって、最初から千円で持ち歩く方が個人経営のお店で気まずくないから。その発想、習慣があるのなら自分は個人店で買い物をしている方なのでは。いや、カレー屋と個人書店以外はまだまだ。ヤマザキOKコンピュータさんと佐久間裕美子さんのポッドキャストで商店街について話されているのを聞きながらそういうことを考えていた。キャッシュレス決済の手数料は確実に経営を圧迫している、現金支払いのお客さんが神様に見える、とどこかの店主が言っていたのを覚えていて、じゃあ私がそれになる。現金支払いで押してもらえるスタンプカードを発行しているカフェもあるし、神様かどうかは諸説ありそうだが方向性としては間違っていないだろう。

通勤路の公園の桜があっという間に花びらを落とし、イチョウ、その幹に絡まる蔦も葉を茂らせていた。緑がもえているな、と思った。こんな語彙が自分の中にあったとは、と調べるとグリーングリーンの歌詞だった。通勤路に桜はこの一本ぐらいしかないのだが、ツツジは並木道がある!雨に打たれても散らず、長く楽しめる。花びらの色が濃い。