本の顔/坂川 栄治
文字の大きさや太さ、使用フォント、写真を使うか否かに流行りすたりがあるらしい。キャリアの長い方なので80年代の仕事も載っているのが嬉しい。
ワイルドライフ・マネジメント入門/三浦 慎悟
動物愛護とは全く別の観点。時には動物を突き放す。
文化芸術の社会再生力
このあとせんだいメディアテークができて、震災が起きる。
夏の前日/吉田 基己
CCさくらみたいな前下がりの不思議な髪型をした和服の女性がヒロインであることから察すればよかったのだが、趣味に走っていてついていけない。
千年万年りんごの子/田中 相
不思議な表紙だなと思ったけど、ほんとに奥さんが縮んでいっちゃう恐怖。
しかしながら画面は明るく(雪の反射?)、人々も一見明るい
謎の彼女X/植芝 理一
趣味に走っているといえばこちらもそうだが、
新鮮で、細部まで凝っていていつまでものぞいていたくなる。
2017年1月16日-2017年1月22日
小学校5年生のときに地元にFM局ができてラジオにはまる。流れてきたブリトラにはまる。リクエストすれば必ず採用されるのでブリトラをリクエストしてカセットテープに録音する。ツタヤでアルバムを借りる。カセットテープに録る。ブックオフへ行く。ハ行の棚へ直行。そして見つけたのがブリーフ&トランクス「ひとりのうた」だった。
ステッカーもちゃんとあったのにとっておけばよかった。チェロケースに貼りたかった。
カップリングは「カテキン」。
ブリトラは一般的にはバッハの小フーガにハゲる悲しみの歌詞をつけた曲がフラッシュアニメで公開されて有名になったデュオだという認識がされているのではないかと思うのだが、
ここではポンキエッリの時の踊りにカテキンを讃える歌詞をつけた曲がエアコンのCMのタイアップ曲になってシングルカットされている。
後になって振り返るともう訳がわからない。(「地球上にはフロンガスが撒かれてオゾンが減って紫外線が強い」の「フロンガス」か?)
クラシック替え歌シリーズにはラヴェルのボレロにティッシュ配りの歌詞(しかも受け取る側)をつけた曲もあり、これが一番好き。
1枚目はSPEEDの「MOMENT」で妹と割り勘だった。祖母にお小遣いをもらって買い物に出て、買うほどでもないなと思ったけれど母親に「お姉ちゃんやねんから(妹が欲しがっているし半分出してあげなさい)」と言われたのだった。
最近までずっとタイムマシンで飛んでいって反論したいと思っていた。今はネットの人らとヒット作の思い出が共有できてまあいいかと思えるようになった。上記のようなブリトラへの思い入れは、ひとりで書き散らすしかないので…。
紙のジャケットをぱたぱた開くと4色の花、そして4人が順番に出てくる。紙ジャケは好きだけれど、あんなに何回も開け閉めするCDはこの先には出てこないだろう。今でも寝坊した朝の支度中は「ラズベリーのパン頬張って ダッシュで行けばいつものに間に合うよ」と流れる。ラズベリーのパンってどんなのかそのたびに想像する。