ネットでいかにもおいしそうな写真が出回っているラピュタパンには作り方にコツがあって おいしく手を汚さず食べられるようになったのは最近の話だ。というか今朝。
どこにコツが必要かというと
「いかに食パンを黒焦げにせずに生卵を目玉焼きまでもっていくか」
に尽きる。
- オーブントースターにアルミホイルを敷く
- 食パンを置く*1
- 食パンのフチにマヨネーズで土手をつくる。この際耳ギリギリを攻める。卵もマヨネーズもかかっていないところから焦げていくため。
- 土手の内側に卵を割る
- ワット数のつまみなどがあれば強めでやる
- 見とく(ここ大事)
- 食パンの焦げの許せる範囲で止める
- 卵が固まっていなかった場合、弱めのワット数や上の電熱線だけでやる「あたため」とかに設定して、やる
- 塩コショーでもいいけどバジルや黒胡椒をふるとそれっぽい
それっぽいってラピュタ観た事なかった。味がまとまっておいしい、くらいの意味。
卵が流出しないように築くマヨネーズの土手の酸味!!!!!
食べ物エッセイが好きでよく読む。
中学で朝の読書の時間があって、「こんな細切れの時間で何読め言うねん」と東海林さだおを読んでいたところまで遡る。叔父から譲り受けたのがたくさんあった。
東海林さだおは自分の顔を描くときオニギリみたいな唇を描くがわたしもだいたいあんな感じなので親近感がある。エッセイの中身も親近感でいっぱいだ。
*1:2017.10追記 ここで食パンを手でへこませておくと卵がたれない。生の食パンをへこませるのに抵抗があってあまりやりたくなくて、卵をこぼしまくった。土手を堅牢にするにはマヨネーズを増やすしかなくてそれも嫌だった。手でへこませてから卵を割って、マヨネーズを細く出して縁取るのに落ち着いている。焼いたら気にならない。