0618-0624

6/18(木)
8時起床。雨予報なので夜の間干していた洗濯物を取り込む。きゅうりトーストを食べる。時計を見たら家を出る時間を過ぎていた。電車内で「狂うひと」を読む。もう、トシオが全部悪い。あかん男や。やがて退勤。帰宅、風呂。夕飯思いつかず。作り置きのブロッコリーおかか和えとチーズでかちわりワイン。餃子を焼く。マンガとか読みつつ、チョコミントのパフェデザートも食べる。

所属するアマオケでSlackの導入を検討中なのだが、つくづくインターフェイスが苦手。アカウント名をどう統一するかの話をトオルさんとする。いわく、漢字を間違えるとヒットしなくなるからローマ字表記がいいでしょうとのこと。わたしはまずTohruって綴れないし、漢字表記のほうが視認性が高いと思う。しかし、思い返せば学生時代ドハマりした9mmパラベラムバレットというバンド名も綴れないし、曲名も英語のものは頭に入らない。小説の登場人物の名前の読み方がわからなくても漢字表記なら最後まで読めるが、アガサ・クリスティーは登場人物一覧をそのつど見返さないと読めない。対するトオルさんはスマホの言語設定をドイツ語にしている人なのだ。表記に関しては自分の感覚を語ったりするのはよそう。そんなことを考えながら投稿するとチャンネルを間違えてしまう。しかもさっき見たときとトオルさんのアカウント名が変わっている!冷静になって考えるとわたしの投稿の通知がトオルさんに届き、様子を見に来てくれただけなのだが見られている感に堪えられずブラウザを閉じた。自分でも何をやっているんだかわからない。


6/19(金)
8時起床。きゅうりトーストを食べる。このトーストは飽きがこない。有休をとって通院。ビルのエレベーターが今まで見たことのないメーカーのものだった。名前は忘れたが、メタリックでかっこよかった。病院着、今まで通ったなかで一番患者が少なかった。定期健診のお年寄りが激減しているせい。待合室のテレビでは朝のワイドショーが放送されていて、韓国のアイドルオーディション密着コーナー。これは二か月前に来たときも同じコーナーがあった。病院を出て、国立国際美術館へヤン・ヴォー展をみにいく。前評判どおりキャプションはないけど、予備知識がないなりにとっかかりが持ち帰れたのではないかと思う。感染症対策で音声ガイドもなし。順路もあってないような構成になっているのでこれはこれでよかったのでは。壁に小さく数字が示されていて、目録と照らし合わせられるがすべての作品に数字がついているわけではない。そんな展示室は居心地がとてもよかった。入館時検温あり、けっこうな量の消毒液を手にかけられる。検温してくれる人と消毒液のポンプを押してくれる人のふたりがいる。お客少な目。展示室内で鏡が効果的に使われていたのでもう何人かお客がいると、映り込んで動きが出ただろうと想像する。常設展も軽やかでよかった。展示室入口の導入文みたいなのの切り口に痺れた。正午すぎ美術館を出て、カロブックショップへ。若狭ビルの窓のギザギザをはじめて認識。かわいい。若狭ビルはオレンジの階段もいいのでいつもならエレベーターを使わず階段でいくところなのだが、靴擦れで断念。今日は激しい雨予報だったので数年ぶりにビーンブーツを履いてきたのだが、足首部分も厚手の靴下で覆っておかないといけないのを忘れてしまっていた。カロではお昼ごはんにカレーをいただく。今週は自炊を失敗してばかりだったのでおいしいものが食べられて嬉しい。ルーもさわやかでおいしいがご飯がふわっふわ。食後、痴漢の本、整体の対談本、仕事文脈の最新号、「あいたくてききたくて旅にでる」、など目移りするが銅鑼の本を買うことに。

ベトナムの大地にゴングが響く

ベトナムの銅鑼だからフルオケで使うような銅鑼とは違うものかもしれないが、中止した3月の定演で演奏する予定だった曲に銅鑼が使われていた。わたしなりに悲愴にケリをつけよう。お店を出て映画館へ。夕方からアニメ映画「音楽」が上映されるのでそれを観に。映画館へ着くとちょうど「音楽」の前の枠で「慕情の河」が始まるところ。その場でパンフレットをめくって確認すると、若尾文子特集プログラムで、クラシックが題材らしい。なんというタイミング!筋書や演出は「もうちょっと何かなかったのかな」と思わせられる展開だったが、何もない時代の、しかもアマオケを題材にした映画ということに十分値打ちがあった。鶴田浩二が「特権階級のオモチャにされるのが嫌ンなったんですよ」とか言う。本番まで日がないという場面で「練習済みのものをやってはどうでしょう」と発言した団員に「音楽に練習済なんてないんだ」とも。芥川也寸志がモデルともいわれているらしいが、ほんとかな。最後は死んだヒロインの席にリボンを結んだヴァイオリンを置いて、チャイコフスキーの悲愴を演奏。さっき本屋で悲愴のこと思い返して銅鑼の本買った!こんな感じでしりとりみたいになることがたまにあるけど、ひょっとしてツイッターで占いできる人が言ってた「20日前後48時間、とった行動に後押しがかかる」ってこれ?
「音楽」はカクカクしてそうな絵のキャラなのにわりと動きがヌルッとしていてずっと目で追ってしまった。未読だがこれが原作↓

音楽 完全版

坂本慎太郎が声をあてているのかと思うとどんなセリフも面白いが、「楽しみにしてなさい」はなんかよかった。

帰宅、風呂。夕飯はチンゲン菜とギョニソのオイスター炒め丼。日中外食した日は夕飯を何にするか迷うが、そこそこちょうどいいメニューがしつらえられた。


6/20(土)
きゅうりトーストを食べて出勤。金曜に休んでいた分の仕事を片付けて退勤。Mさんにおすすめされた本屋へ行ってみることにする。繁華街に近いところなのでどこかでランチしようとプラプラするが、ミナミへ行ったときの常としてすぐクリスタ長堀へ入ってしまう。横綱ラーメンで冷麺。席数を減らして営業、お客が帰ったあとは座席もアルコール拭き。ブックファーストにて、鬼滅の刃の関連本?をおじいちゃんが孫に買ってあげようとしている。孫:「これは(欲しいって言ってたやつと)別もんや!表紙が○○やから」生意気な口調だが、しっかりした説明を聞いておじいちゃんはうれしそう。ブルーブルーエにて、リラコのような薄手のズボンを買う。奮発したが、毎日のように履くからいいや。レジ袋が有料なので直にリュックに入れる。少し来ないうちにとうとうクリスタ長堀からクリスタルケイがいなくなっていた。シャレで決まったであろうイメージキャラクターを長年されていて、来るたびにまだ関係性が続いていることを確認してはホッとしていたが、ついに終わりが来たか。地下街を出て、目当ての本屋へ。路面店で繁華街にも近く、コーヒーとテラス席があり、外のワゴンには雑誌のバックナンバーが突っ込んであって気楽な感じがする。カップルや親子連れも覗いていく。個人経営の本屋でこんなに開けた雰囲気のところには初めて来たかもしれない。店の入り口近くには靴下がいっぱい並んでいてときめく。奥の壁には図録や写真集が天井までぎっしり詰まっている。訪問したときは店主が写真集を探しているお客と突っ込んだ話をされているところだった。こういうのを聞くのはことさら楽しい。

お洋服クロニクル (中公文庫)

細胞都市 (INAX album (12))

芸能人の帽子 アナログTV時代のタレントと芸能記事

中野翠中山千夏は知らない作家だったが、いい文だったので買ってみた。

本屋を出て、近くのトイブックスへ。たまたま他にお客がおらず、ひたすら品出しをされている。本屋は肉体労働だ。

クッキングパパのレシピ366日 (講談社+α文庫)

月曜日の友達(1) (ビッグコミックス)

古本の棚から二冊買い求めた。こっちはもともと好きな作家のものを見つけた買い物。

 
帰宅、コーヒーとバニラバーで休憩したのち彼氏とさとしゃぶならぬ「さとすき」。和食レストランがしゃぶしゃぶ屋になって久しい。三つ葉を頼みまくる。


6/21(日)
飲まず食わずでグダグダしてしまい、17時にようやく起き上がって掃除、炊飯などの家事。入浴をすませて18時からZOOM飲み会。前回もそうだったがギリギリに入って「画面ついてませんよ」「初めていいですか」と気遣われ「調整します」「おかまいなく」とか言う流れ。ブロッコリーおかか和えとチーズ、トマトジュースで乾杯。途中で席を外してなすと厚揚げの味噌炒め丼をつくって、席に戻って食べる。後片付けの流れ的にも、精神的にもフレームアウトする時間があったほうが快調だということがわかってきた。そのくせ参加者の様子は視界に入れておきたいもので、画面が極小になってもいいから、携帯端末のアプリでも全員分の映像を一画面に表示してくれたらいいのにな。デザートにコーヒーとバニラバー。20時過ぎにお開き。通信が終わってからの気分の切り替えもうまくできた。通話中に皿洗いも済ませてあるし。オンライン飲み会に期待できることと、期待できないことがだいたいわかってきた感じ。


6/22(月)
7:30起床。コーヒーをいれて、きゅうりトーストを食べる。少し時間があったので「NATURAL」を読む。青森での夏休みの様子。丁寧に紡がれた物語を読むと贅沢な気分になる。昨日アイシールド21を最終巻まで読み終えたのだが、連載回数の都合がつかなかったのか急ぎ足で終わってしまい虚無感に襲われたことも関係していると思う。序盤はとてもよかったのに、ジャンプの嫌なイメージがそのまま出た終盤だった。どんなに扱いが悪くとも、石丸がロデオドライブを習得するところだけを楽しみにして世界戦まで読み進めたのにあんな一瞬で終わるなんて。やがて退勤。肉を買いにスーパーへ寄り道。帰宅、炊飯、洗濯、風呂。夕飯はきゅうりと紅ショウガと豚バラの炒め物。油が出てきたのでなすに吸わせた。きゅうりと紅ショウガ消費メニュー。さっぱりしておいしかった。見た目通りの味だが、初めての取り合わせ。みょうがもそろそろ危ないのでちくわと塩昆布と炒めてお弁当のおかずにする。土日に自炊をしなかったので古い食材が残った。食後、「富士日記(中)」を読み終える。ロシア旅行に出発する前まで。こうなるとロシア紀行も読みたくなってくる。


6/23(火)
7:30起床。コーヒーをいれて、ハムカツとチーズをのせたトーストを食べる。ハムカツは単体でオーブントースターでよく温めて油を切ったほうがよかった。食感がモソモソ。食後、マンガParkで「NATURAL」を読む。青森ねぶた編が終わった。アリーシャがルーツを辿る旅を経て成長、穏やかな表情で現れた場面ではじーんとして涙が出た。成田作品はサイファ→アレクサンドライト→ナチュラル(英単語が綴れない)の順で手に取っているが、作品ごとにキャラクターの機微の描き方が進化しているのを感じる。出勤する電車の中で「月曜日の友達①」を読む。

やがて退勤。帰宅、夕焼けがきれいだったので部屋から眺めながらチョコミントパフェを食べた。2020年下半期の占い結果が各所に出ている時期ということもあり、興味がわいたので目に付いた星占いを片っ端から読む。「水瓶座時代」「反対の位置の星座」という考え方があることを知ったこともメモしておく。占星術だと占う人に見えているものは大体同じなんじゃないかという感触を得た。占い師による違いは文体や比喩などの文章表現力、何を言って何を言わずにおくか、などのさじ加減の好みの問題な気がする。なんとなく今まで読まずにいたしいたけ占いを始めて読んだ。「シメジのあなた」とか「エノキの男性」というような、動物占いの亜種かと思っていたが違った。しいたけ.氏による星占いなんですね。ちょっと長すぎてポイントを忘れてしまったけど、見えたものを12星座に切り分けて(←この表現が正しいかわからないけど)いながら個人に向かって語りかけてくるような感じがして、継続して読みたくなる。星占いに関するツイートを見ていると、NEWS手越の運勢を心配している一群を見つけた。20時から会見らしい。いろいろお腹いっぱいになりしばし横になった後、ドライフラワーを捨てた。ここ5年くらいの間に出席した結婚パーティーなどでもらった花をちまちま飾っていたもの。飽きたのもあるが、ちょっと開運を狙っている。風呂に入った後、夕飯はふわふわしたチーズパンとハムカツ。


6/24(水)
7:45起床。コーヒーをいれ、トーストを食べて出勤。朝考えていたこと→アイシールド21の花梨ちゃんに思う存分同人活動をさせてあげたい。変わり種の選手を登場させたいという目的が先行して雑に引っ張り出されて可哀そう。電車内で「狂うひと」を読む。ミホの作品が陰惨な展開のわりに軽やかさが感じられるのは視界の広さだという見解に頷く。昼休み、FIGARO.JP内の石井ゆかりXしいたけ.の対談を読む。占いで使う言葉、地震にいあわせた人どうしで「揺れたね」と言い合うことについて、など興味深い内容。やがて退勤。さすが夏至、18時以降も青空がひろがっている。天気もいいので久々に図書館へ行くことに。今年度初の訪問。利用カードが期限切れだったので更新。館内は椅子や机が減らされ、間隔をとるために本棚を移動させているところもあった。とくにブルーバックスの棚が大きく移動していた。棚の分類案内ボードは紙を巻いて表示を修正。利用客の姿がまばらだったので「コロナ以前予約必須だった本が貸し出しされずに残っているんじゃないか」と思ったが、勉強等で滞在している人が少ないだけだったのか棚からは貸し出し状況の違いがわからなかった。継続して通っていたころに比べて本を選ぶスピードが落ちていて、蛍の光に追われるようにして退館。帰宅、風呂、キムチやっことハムカツでビール。キトリの配信ライブをみながら。 

書くのを忘れていたが先週のどこかで部屋に時計を導入した。無印良品の「駅の時計」の最小モデル。磁石で冷蔵庫にくっつけてある。針の音は思ったより大きかったが、デザインが洗練されているうえに存在感が薄くて気に入っている。画像はひとつ大きいアラーム機能つきのもの。

無印良品 駅の時計・アラームクロック・アイボリー 型番:MJ‐ACJS1 38673576