0716-0721

7/16(木)
6:30起床。晴れ。洗濯をすることに。洗濯機を回している間にコーヒーをいれ、トーストにピーナツバターを塗って食べた。食後、弁当にするぶっかけうどんの用意。850mmのタッパーに戻したワカメ、梅干し、天かす、ごま、斜め切りにしたちくわ、シソ、もみのりと冷凍うどんを入れ、レトルトのうどんソースをかける算段。給湯室の冷蔵庫にめんつゆを入れておくという手もあるが、昼休みに混雑した給湯室に行くのは避けたい。洗濯が完了したので干そうとしたところで洗濯かごに回し忘れた汚れ物を見つける。げんなりしたが、手洗いして脱水だけすることで事なきを得た。

出勤、電車内で「同人音楽とその周辺」を読む。即売会の主催として参加者の作品を批評するかどうかという話。M3事務局の相川氏はすべきでないという考えを持っている。そこから売り手と買い手の関係を連想。買い手がお金を持っているから売り手の立場が弱くなるが、作品が評価されていればひっくり返せる・・・とか?あるいは、Iさんが参加されたZINEの交換会のような、作り手と作り手の関係しか生まれないような場であれば、作品の強弱が見えにくくなって参加者の敷居が下がるか。Iさんのお話の中のZINE交換会のハッピーな感じはこのあたりから来ているのかも。

職場にて、弁当はBUKKAKEうどん。食後、膝の上にシソのかけらがのっているのに気づく。しまうのもゴミ箱へ捨てるのも面倒に思え、これも葉だと気づいて窓から捨てた。シソからブラームス交響曲第4番(1楽章の冒頭がシソ)を想起する、というのをまたやってしまったので昼休みの残りはYoutubeで適当なコンサート映像を再生してBGMにした。時間ぴったりだった。ぱちぱちぱち。

やがて退勤。駅のコンコースで、謎解きラリーのポスターの上にA4のコピー用紙が貼られているのを見つける。7/31までの予定だったが


大阪府の「新型コロナウイルス感染症 大阪モデルにおける警戒信号」において、「黄色」信号が発令されましたので、「謎解きラリー にゃんばろうを探せ!」は、終了させていただきます。

との事。日付は7/12になっていた。そういえば7/11(土)は駅でパンフレットを持ったグループを数組見かけていた。なんというか脱出ゲームとか、謎解きそのものに対しての心の距離がさらに大きくなった。今調べたら、太陽の塔はちゃんと黄色く光っているらしい。

帰宅、風呂。夕飯は厚揚げとプチトマトを焼いてチーズとシソをのせたもの。白ワイン(CUMA)はこれでおしまい。うにくらげスパゲッティ。やはりシソをのせる。うにくらげもこれでおしまい。

食後、はてなブログとnoteで読み物探し。フリーワード検索の効率がいい。「スケラッコ」や「山口瞳」など作家の名前で検索する。文フリ参加者のホームに飛んで日記を書いておられるか見たり。noteの自分の記事に「タロイモ」とか利用者の少ないタグをつけてそこからタロイモタグのついた記事を辿ると、台湾の食事をひたすらアップしている方を見つけた。note内でサバイブしている感がある。サービス全体にただよう拙速感に対抗。記事に値段がつけられるからかな。

秋からどう練習を再開させるか、というのが所属するアマオケの課題になっていてメッセージのやりとりが進んでいる。正直に「コロナ疲れで建設的なことを考えられません。楽器を持って電車に乗るのも、どう見られるかが気になります。絡まれても走って逃げられないし」と書き込むと、「絡まれるとかはないと思う。電車に乗り合わせてるってことは外出してるのはお互い様だし」と返ってきて言葉が足りなかったなと思った。ここを広げても仕方がないからそのままにしとくけど。電車内で絡まれるというのは相互監視の話で、友人が実際に京阪で見たというマスクしてないやんか婆とか、ネットで見た、ライブハウスのクラスターが話題になったときに楽器を運んでたら絡まれたというようなのを指している。あと感染症関係なしに絡まれやすさには外見が関係してるから、男性のナリをしてたらこんなビクビクしなくてすむと思うナリ。


7/17(金)
7:45起床。また雨。コーヒーをいれて、はちみつトーストにシナモンをふって食べて出勤。電車内で植本一子「台風一過」を読む。

台風一過

今週のラスボスだ。ままならない日常を流れるような文章で紡いであって、作者の日記の書き手としての力量が存分に味わえるシリーズだと思う。しかし一方で、読み手としての自分が試される感じがあって非常に消耗する。「え?小学生に22時からのドラマを見せてるの?」というような低レベルのネガティブな感想が次々に湧いてくるという・・・そんなところで引っかかるのは不毛なことなのに。他人の日記を読むとはどういうことなのか。

弁当のおかずは豚つくね、にんじんおかか和え、かぼちゃ。職場のメロン好きにロイヤルホストのプレスリリースのPDFと「メロンのデザートを展開してますよ」とメッセージを送ると「ちゃんとメロンしてるー♪」と返ってきて評価軸がわかって面白かった。「メロンの季節にのっかっただけのやつも多いから・・・」との事。ファミレスのプレスリリースを初めてちゃんと読んでみたが、まとめサイトよりずっといい!これは楽しい発見だった。

やがて退勤。帰宅、風呂。夕飯は冷凍餃子。シソとミョウガを思う存分のせた。ビールの炭酸でお腹がいっぱいになってしまったので餃子だけ。


7/18(土)

6:00起床。雨。コーヒーをいれて、はちみつトーストにシナモンをふって食べた。昨日初めて聴いたぶりぶりざえもんのキャラソンが頭から離れない。Mさんが幼少期に家族で聴いていたカセットテープのはしんちゃん歌唱バージョンだった気がする、ということからニコ動の音源は誰が歌っているものなのか気になり調べる。詳しくはわからなかった。クレジットから見てもぶりざえの声優さんではないかも。なんとなしにnoteで「ぶりぶりざえもん」とフリーワード検索すると、みそ汁創作アカウントが出てきた。「クレヨンしんちゃんみそ汁」と隣り合う記事が「忍たま乱太郎みそ汁」で気が合うなと思ったが、単に同世代なのかも。

ちょっと寝て、8:00に起きて身支度、出勤。振り返ってマンションの軒下を確認すると、ツバメの巣から雛が減っているように見える。巣立ちか?ここ最近両親が巣にいるのをよく見かけたが、巣立ちの準備だったのだろうか。というか、親に見えていたのが出入りしている雛か。そういうことなら今朝起きてすぐにトイレに入っているときに外から聞こえてきた鳴きかわしも、一家のものかもしれない。その時は寝ぼけていたので「なんか今日デパートの音姫ぽい」と思っただけだったが。

電車内で山本理顕「細胞都市」を読む。

細胞都市 (INAX album (12))

5月にLIXILギャラリーと共に新刊刊行終了が発表されたLIXIL出版の本かな。1993年刊行だが、「社会システムを成立させるために、家族という小さな単位にあらゆる負担がかかるようになっている」という旨の記述がある。ずっとそうなんだな。

やがて退勤。雨があがって晴れていたので嬉しくなり数駅歩くが、思いの外気温が高く日差しも強い。調子が狂って寄り道しそびれ、無意味に一時間弱歩くこととなった。電車に乗って最寄り駅に帰り着き、気になっていたねり天屋で詰め合わせと系列店のカレー弁当を買って13時すぎ帰宅。マンションの軒下のツバメの巣には一羽だけいた。近づいても鳴いたりせず、悠々としている。

部屋に入ってすぐシャワーを浴び、洗濯機をまわした。真っ昼間から平日夜と同じ段取り。昼食はさっき買った万願寺とうがらしキーマカレー。肉より万願寺とうがらしの味がたくさんする。野菜の味ってこんなにルーに溶けるものなのか。食後、洗濯物干し。陰干しでごまかしてきたズボン等がやっと洗濯できた。

その後、植本一子「台風一過」を読む。東京になじみがないこともあり直接見たことがあるものが登場することの少ない日記だが、おそらく元山ツトムさんと思われる人物が登場して石田家(ここの言い方迷うな)の洗濯物を畳み出したのでおかしかった。次女がモッさんに「この人(朝子供らが登校するときに)起きないからね」とニヤニヤしながら言い、モッさんが「うそやろ!?どうしとん!?」と返すところがある。この箇所を読んでわかったのだが、自分がひっかかる箇所というのは日記本の構造上自分がツッコむことができないからモヤモヤするだけで、登場する人らの中で軽妙に解決されているようなことだって多いのだ。わかったところで青空を眺めつつ昼寝。ルーターを切っていると、読むのに疲れたら他の本を手に取るか、ウトウトするしかない。

夕飯は納豆、めかぶ、卵豆腐、しそ、もみのりをのせたぶっかけ飯とさつま揚げ。さつま揚げはムチムチでおいしかった。断面のなめらかさが見事でじっと見ながら食べた。ラジオからKAN「夏は二の腕発情期」が流れてきた。aikobonに収録されていたディスクガイドの中でaikoがこの曲に言及していたことを曲名のインパクトで覚えていたが、聴くのは初めて。イントロがキャッチーですばらしい。鍵盤弾きのつくる曲だなと思った。

食後、梯久美子「狂うひと」をようやく読了。

狂うひと :「死の棘」の妻・島尾ミホ (新潮文庫)

沢木耕太郎との対談で、書くことについての非情さや暴力性について語られていたのが興味深かった。すぐ読み切らず、今まで寝かせておいて正解だったかも。


7/19(日)

7:30起床。今日も晴れ。やったー。ベッドパッド、シーツ、タオルケットを洗濯。コーヒーをいれて、コーンマヨトーストを食べた。起きがけにとりとめもないことを考える時間があったが、久しぶりだった。いつもなら時間を確認しようと端末を開いた流れで、Twitterを見たりしてしまうから。

和田夏十和田夏十の本」を読了。

和田夏十の本

評論と称して自分の作品に関してカスみたいな文をかかれた時の切り返し方など他に見ない鮮やかさでかっこいいが、最後の犬についてのエッセイがとても味わい深かった。

あー読んだ読んだ、と時計を見るとまだ10時だったのでトイレの床など激落ち君でこすって掃除。そして本の整理。青木尚雄ほか「眼で見る性生活入門」を読む。

眼で見る性生活入門 (1962年)

買って数年経つのに読み進められないのは構成がメチャメチャなせいだった。眼で見る、が先行して本文と関係のない部位の輪切り図がいきなり掲載されていたり、共著の著者ごとに思い思いの順番で論じるので章ごとに話題が飛んだりする。そして事あるごとに比喩を使いたがる(野球が多い)ので話がなかなか進まない。やかましわ(笑)となる箇所多数。お腹いっぱいなので捨てる。

昼食はたらこスパゲッティ。きのこを入れてしそをかけた。食後、シナモンティーをいれて日記を書いた。NHKFMの日曜昼のクラシック番組は今年度から新番組が始まっているのだが、なぜか今日になって旧番組が無性に恋しくなった。またふかわりょうと遠藤真里が大爆笑しているのを聴きたい。

手羽元を食べたい気分だがどう料理しようか、ネットで検索してレシピを見ていると、ページの端に三浦春馬の訃報の一行ニュースが見えて驚く。芸能人の暮らしはけっこう孤独なものなんじゃないかと以前から想像していたのだが、何のイメージだったかなと記憶を辿ると壇蜜日記だった。芸能人に限らず、プロジェクトごとに集合、解散する仕事というのは調子をとるのが難しそう。

夕飯は手羽元とピーマンと人参の照り煮でビール。日が暮れていくのを眺めながらビールをあける。シメに麺類などを食べる気にならず、ヤンヤンつけボーとコーヒー。


7/20(月)

7:00起床。今日もまた雨らしいが、まだ曇り。ベランダのそばの電線に数羽、ツバメが来ている。細身だから巣立ちしたばかりのやつっぽい。コーヒーをいれて、トーストを食べた。家を出るまで時間があったので成田美名子花よりも花の如く」を読む。

花よりも花の如く 7 (花とゆめコミックス)

アプリケーションから読んでいるので連載のどのあたりかわかりづらいが、柱のコラムからすると7巻にあたるらしい。コラムで日本画を習い始めたこと、カラー原稿を日本画の技法で制作していることが語られていて仰天。物語では能楽師の主人公憲人がテレビの2時間サスペンスドラマに能楽師役で出演するところ。ドラマをまるまる劇中劇としてマンガ化しているところに作者の力量とサービス精神を感じる。

リトルプレス「つぶれてしまった旨い店」読了。地域や時代など、もう少し方向性が統一されていた方がよかったような、タイトル通りの自由な枠組みでよかったような。家を出て、電車内でキム・グミ「あまりにも真昼の恋愛」を読む。

あまりにも真昼の恋愛 (韓国文学のオクリモノ)

韓国の人名の男女差がよくわかっていないので、主人公の性別がわからないまま物語が進む。それでいいと思う。

職場にて、隙を見てバランスパワーのスイートポテト味を食べる。空腹、マスク、気温、気圧、生理、どれか原因がわからないがうっすら吐き気がするのでツボを押してやりすごす。お弁当のおかずはサバ豆カレー、かぼちゃとにんじんを煮てレモン汁とレーズンをかけたもの。

やがて退勤。空腹と暑さと疲れで判断能力が鈍っている。食べて帰ろうかと思いつつ店の前を素通りし、買い物をしようか迷いつつ帰宅、風呂に入ってしまった。食べるものが思いつかず横になってちょっと寝てしまう。なんとか起き上がるが、縦になると気分が悪いので騙し騙し一口ゼリーを食べたりしつつお湯をわかし、サッポロ一番塩ラーメンにみょうがやオクラをのせて食べた。腹痛は空腹によるものだったらしくおさまった。

食後、ぶりぶりざえもんのぬいぐるみを撮ってMさんに画像を送ると「かわいい!ちゃんと乳首がある~」と喜んでいたので乳首が気になりだす。黒の刺繍糸で乳首が表現されている。ぬいぐるみの他にプラスチック?のマスコットも所持しているのでそちらを見ると、肌色の凹凸で表現されていた。確かに真っ黒ではないしな。手元のテナガザルの小さなぬいぐるみはというと、やはり黒糸だった。こういうキャラほかにいたよな、パプワ君はどうだろう、と画像検索すると、黒糸だった。乳首よりも生地の毛足の長さが気になった。そういえば昔のぬいぐるみはこんな感じで生地はモケモケ、綿は少なめでフワフワだった気がする。こういうつくりのぬいぐるみは表情がぼんやりしてかわいい。


7/21(火)
6:30起床。昨日の夜できなかったゴミ出し。外に出るとラジオ体操の時のような、夏休みの朝の匂いがした。バテそうなので今朝はしっかり食べてみることにする。白飯、玉ねぎとプチトマトのみそ汁、さつま揚げ。かぶりついたら中からごぼううずら卵が出てくる。外からはわからないところが楽しい。ちょっとバタバタしたがなんとか身支度を終わらせて出勤。

電車内で「あまりにも真昼の恋愛」を読む。クオンのこのシリーズは何を手にとっても面白い。海外文学では作者の文体をそのまま味わうことができないこともあり、自分が小説をどう面白がっているかを考えさせられるが、今はまだよくわからない。職場にて、耳栓をする。最近、朝食が足りなくてイライラしているのかと思ったが違ったようだ。原因は外からやってくる。

昼休み、アニメ「忍たま乱太郎」をYoutubeで見る。リアルタイムで見ていたころは、30歳を過ぎて職場で忍たま乱太郎を視聴するような人間になるとは思わなかった。稗田八方斎の声が記憶よりおじいさん過ぎてストーリーが頭に入ってこない。もう90歳近くで、鉄腕アトム(アニメ作品第一作)にも出演されていた方だった。人間国宝だ。ドクタケ忍者隊の人材確保のためにポケットティッシュを配っているのだが、受け取ってもらえない描写が切ない。アニメでは時代考証がちょっとゆるくなっていて、便所紙もトイレットペーパーになっていたりする。

やがて退勤、スーパーへ寄る。あまり行かないなりに、ライフで買っておくものが決まってきた。PBのバター、ヨーグルト。ヤマザキのチーズクリームペストリー、もみのり、冷凍あさり。他にしいたけ、セロリ、細切りたけのこなど買う。水産コーナーではうなぎを焼き過ぎ。マスクを突き破って香りが入ってくる。そういえば今年は食べたらダメというツイートをあまり見ないなと思い調べると、今年はたくさん稚魚がみられるらしい。

帰宅、風呂。夕飯はマレーシア風焼きそば。3食セットの袋麺を使い、肉を油多めでナンプラー等でしっかり味をつけて炒め、付属のソースを半分にしてカレー粉をかけるとホーカーの味になるらしい。よく考えたらホーカーの味を知らないが、それっぽくておいしかった。野菜はセロリとピーマンを入れた。万全の態勢で連休を迎えるためビールは我慢。食後、何かはしていたはずだが電気をつけたまま寝落ち。