0512-0523

5/12(金)
朝食、くるみ食パントースト。昼食の弁当のおかずはブロッコリー、いわし削り節、鮭となすの炒め物。夕食、サイゼリヤ。ハンバーグプレートと野菜ソースとミニフィセル、白ワイン。最近で一番酔っぱらった。
通勤電車の中ではかとうひろみ『タソガレ』を読んでいた。
せぶおだのおたく
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仕事帰りに図書館に寄り、さらにサイゼリヤに寄るというコースが定着しつつある。白ワインをお冷やコーナーの氷でかち割りワインにしてはしゃぐ。大阪城ホールのまわりに黒いマーメイドスカートを着た20代女性がたくさんいて、ドレスコードのあるライブかと思ったほどだがめいめいにトレンドアイテムを身につけているだけだった。それがセブンオーダーのファンだった。かとうさんの小説、「タソガレ」では「行為」が、「はちまんびきのけもの」では「時間」が、ぼかして書いてある箇所がなんとも気になって心憎いし、文章そのものがパンチラインになっているのがかっこいい。

5/13(土)
朝食、なし。昼食、サイゼリヤ。ラムのラグーパスタ、ルッコラとにんじんのサラダ、パンプキンスープ。好きな店舗に行こう、閉店前に行こうと思った。夕食は弁当のおかずの残り物、カニカマとパプリカの酢漬け。
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12日とは別の図書館に寄った。こんなに借りていつ読むのか。

5/14(日)
朝食、オクラマヨトースト。昼食、タイ

料理屋でイカの炒め物定食。夕食、砂肝パスタ。塩とにんにくとトマトの味。9時半から18時まで練習。

電車の中ではパフスクール発行『日本Lばなし2』と尹雄大『つながり過ぎないでいい』を読んでいた。

つながり過ぎないでいい——非定型発達の生存戦略


山口旅行の日記が進まず、ずっと気ぜわしい。
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『日本Lばなし』とても面白い。

日本Lばなし 〜日本のレズビアンの過去・現在・未来をつなぐ〜: 2015・2016年度講演録

個人史は読み応えがある。母親との軋轢を経験し、なんとか折り合いをつけている人が多い。それを読んでポッと心に明かりが灯った瞬間に駅のホームでメッセージを作成して母親にLINEした。

5/15(月)

朝食、いちごクリーム&ホイップどら焼き。昼食のお弁当のおかずは枝豆豆腐、ブロッコリー、鰯削り節、粉チーズ入りスクランブルエッグ。夕食、豚キムチ丼、おくら、ヤングコーン。
通勤電車の中では永井玉藻『バレエ伴奏者の歴史』を読んでいた。

バレエ伴奏者の歴史: 19世紀パリ・オペラ座と現代、舞台裏で働く人々

ドガの絵や、バレエ団の発行した契約書や給与明細が頼りの地道な調査。現役の伴奏者のインタビューも収録されている。図書館で借りたらチョコレート専門店の催事のフライヤーが挟まっていた。図書館の本に挟まっている紙類の中ではかなり華やかな類のものだと思う。

朝、遅延で乗り換え駅の改札がごった返していたので気晴らしにホームのセブンイレブンに入ったら長年の好物である白いどら焼きがあったので買った。最初はファミリーマートで買っていた気がする。一本見送ってもまだまだ混雑していて、あちこちで押し合いへし合いしている。自分だけは押されそうになったらよけるしよろけないし人を押したりしないぞ、と思っていたのに最後降りる時に私の前をドアに向かって歩いていたおじさんが出入り口のど真ん中でピタッと立ち止まり(何の移動!?)、隙間から人が乗り込んでこようとするのにキレて勢いよく飛び降りた。今日から冷房がギンギンなのもぜんぜん気に入らなかった。会社に着いてリュックを開けたら白いどら焼きの間からピンク色のクリームがニュッと出て少し袋についていた。もういい隙とか見計らわないで今食べる。始業前にバルコニーに出てしゃがんで朝食。
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職場の仕出し弁当の業者が変わるらしく、試食を申し込んでいたのにそれを忘れて弁当を持参してしまっていた。部長が「今日は試食やね」と誰に話しかけるでもなく言っているのに乗っかって「頼んでいたのに自分のを持ってきてしまいました!」と叫ぶと「誰か今日お昼ない人~」と呼びかけてくれ、ものの5秒で試食弁当のもらい手が決まった。挙手した人(40代男性)が、「僕はどっちの弁当を食べるんですか?」と発言したのに「いや試食の方ですよ」と返すと笑いが起こった。部長が「(手製の弁当を食べたがるなんて)セクハラやぞ~」と言っていてガバガバ判定だった。あ〜、とりあえずセクハラ判定して笑いをとろうとする人か。この先言われたくないことを言われるかもしれない。

5/16(火)

朝食、レモンマシュマロトースト。昼食の弁当のおかずは酢鳥(れんこん、ピーマン入り)。夕食、カニカマパッタイ(失敗)。
通勤電車の中ではアサダワタル『コミュニティ難民のススメ』を読んでいた。一時間強残業。
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カニカマパッタイ、語感がいいしおいしくできそうだったのにオイスターソースの入れすぎで失敗した。
アサダワタル『コミュニティ難民のススメ』。

コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―

「何をしてる人なんですか?」と問われ続けた著者が、他人が何を「しない」かに注目しているのに共感した。私の場合はやりたいことよりやりたくないことの方がはっきりしている。

「せっかくだから」という言葉が嫌いなのは、したくないことをさせられるシチュエーションとセットになっているから。集合写真に写る、興味のないものを見るための行列に並ぶなど。私はそんな事はしたくない。させたいのなら言葉を尽くして説得してみてほしい。

5/17(水)

朝食、きゅうりトースト。昼食は仕出しの弁当。夕食は松屋のネギスパイスカレー。
通勤電車の中では『やわらかな言葉と身体のレッスン』を読んでいた。

やわらかな言葉と体のレッスン


職場で「清潔感のある服装をしましょう」「社員としての品位」「お客様を威嚇するような服装をしないように」という通達が全社メールでされる。適切な指導をすることができないから不特定多数に対する脅しのような通達を出してやったことにする。ここまでケチョンケチョンに言われるような服装の人は見かけないが、偉い人に何か言われたんだろう。
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メールの配信日はこの日だったようで、当日に書き留めてあった。この件に関して本当に怒っている。Eメールの使い方として最悪だ。アカウントを剥奪してやりたい。

松屋のねぎスパイスカレー。写真を見てぜひ食べたいと思って途中下車したが道に迷って松屋を見つけられず、帰ろうと乗り込んだ電車が反対方向行きのものだったこともあり別の駅で途中下車して「呼ばれたのだな」と思いながら松屋に入店した。先に券売機を操作していたもじゃもじゃ頭の若い男性が何かうまくいかなかったのか途中で代わってくれる。もうねぎスパイスカレーの食券を買うことは決まっているのにトッピングやセットメニューつきのボタンが行く手を阻んでくる。やばい、本当に難しい。とマスクの下で口に出しながらボタンを探す。ツイッターで批判されていた通りの改悪だ。生野菜とのセットにしようとしたのに生卵セットの食券を買ってしまった。カレーに生卵を落とす趣味はないので味噌汁に投入。しかし、辛すぎて全然スプーンが進まない。味も好みではないが、どうしてこんなにギトギトなんだろう。調理ミスを疑ったほどだが、広告の写真にも実食ツイート写真にもよく見ると油の輪ができていたのでレシピ通りだった。味噌汁に投入した卵をカレーに入れてなんとか完食した。当てがはずれてカレーの目利きの自信(自分の好みかどうかはわかるようになったと思っていた)を喪失した。お腹も壊した。外食に失敗した悲しみは後をひく。

5/18(木)

朝食、なし。昼食は近所のカレー屋のダルバート。夕食はなし。
通勤電車の中では『ヘルシンキ 生活の練習』を読んでいた。
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松屋のねぎスパイスカレーのショックをおいしいことがわかっているダルバートで癒した。前回もらったデザート無料クーポンを使うと、真鍮の小鉢にバニラアイスが盛られてきた。結婚してください。
朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習』。

ヘルシンキ 生活の練習 (単行本)

本屋の店先でパッと開いたところに書いてあって惹かれた、ヘルシンキの幼稚園の教育方針の部分は何度読んでもしびれてしまう。真顔で子供に向き合う先生もいい。古くは親戚の集まりで年下(幼児)のいとこに対して作り声になる大人(母親含む)を見てから、そんな話し方をされて気分いいのか?とずっと思ってきた。

5/19(金)

朝食、夏みかんの丸漬け。昼食はぶっかけうどん。これでボイル野菜(ブロッコリー、オクラ、ヤングコーン)といわしの削り節を食べきる。職場でウインナーの総菜パン。夕食はサイゼリヤ(青豆のサラダ、ラムの串焼き、ミニフィセル、白ワイン)。通勤電車の中では『日本Lばなし』を読んでいた。
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仕事の帰りに大阪国際室内楽コンクールの優勝団体による演奏会を聴きにいった。19日までコンクールがずっと行われていて、客席には関係者らしき人の姿も多くある。プロオケの定期演奏会場にいがちな、つきあいで来たとおぼしきお客は見あたらず、空席はあるものの静かな熱気に包まれていた。弦楽四重奏の部の優勝団体はアーティスト写真で身につけている衣装で登場し、圧倒的なパフォーマンスで会場を沸かせていた。大満足でいずみホールをあとにし、サイゼリヤに直行した。

5/20(土)

旅行記を書くのとアマオケの譜読みにずーーーーっと追われている。作業の性格上追いつかれることはないが、思うように進まないのがしんどい。時間ができたらまずそれをしなければと思うし、他のことをしてしまう、寝てしまう自分も嫌で学生時代に戻ったようだ。朝から洗濯ができたのはよかった。

朝食、トマトパスタ。昼食、さつまいもの蒸しパン、豆大福。夕食、豚キムチの残りと豆腐の汁もの。

電車の中では『日本Lばなし』を読んでいた。
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アマオケの練習。指導者がネタを仕込んでくれていて楽しかった。どんな練習でも自分の準備次第でいくらでも楽しくできるとは思っている。

5/21(日)

朝食、フレンチトースト。昼食、のり弁。夕食、汁なし担々麺。
電車の中では北村匡平椎名林檎論』を読んでいた。

椎名林檎論 乱調の音楽

自分が物心つく頃にデビューして、よく聴いていたアルバムもあるので(MMとSS)最初から今までを知っている気がしているが全くそうではない。十代のころに好きだったアーティストに関してはレコード会社とか、スタジオミュージシャンとか、バンドメンバーとか、制作環境についての情報がゼロ。

昼からアマオケの練習。帰ってドラッグストアで買い物。
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ドラッグストアで歯磨き粉を買った。クリニカADホワイトシトロン(283円)。山口旅行中、渋滞にはまった車の中でKに「歯磨き粉どうやって選んでる?」と尋ねたら立て板に水でいろいろ教えてくれた。しみ止めが入っているのでシュミテクトを使っている。なんとなく、研磨剤は入っていないものを選ぶようにしている。1000円を超える商品もたくさんあるが、たとえば美白効果をうたっていても歯磨き粉だけで目に見えるような効果を得られるとは思えない。フッ素高濃度をうたっていても薬事法で定められている1500(単位失念)を超えることはない。だいたい1500の手前、1450。そしてそれは高濃度をうたっていない歯磨き粉の数値とさほど変わらなかったりする。子供向けだと数値が低い。日本は薬事法が厳しい方なので、海外の歯磨き粉だと各成分の含有量が大きく違うことがある。デンマークに旅行した時に歯磨き粉を自分用に買って帰った。Kは専門家だから「よく聞かれる」のだという。とてもためになり、283円の歯磨き粉に1450のフッ素が入っていて美白効果もうたわれているんだったらこれでいいやと思えた。どぎつい効果、どぎつい味のものは海外で買うしかない。でも私がやってみたかったのは正解を提示される講義形式のものではなくコードーラジオのようなおしゃべり。TとHにも聞いてみたらよかったな。

5/22(月)

朝食、レモンマシュマロトースト。昼食のお弁当はウインナーとれんこんの炊き込みご飯、酢鶏。夕食、うどんカルボ。引き続き『椎名林檎論』を読んでいた。毎日ブックカバーをかけずにタイトルまるだしで読書しているが、ちょっと照れがある。が、マスクをしていれば平気な気がする。本にカバーをかけるか、顔面をマスクで覆うか。

知り合いのクロップドパンツの裾から見せるつもりのないソックスのアーガイル柄がのぞいていて味わい深い。クロップドパンツとか穿くんだな、見たことがないから最近買ったんだろうな。「同じコミュニティの人を推すと、人間関係が壊れる。」という当たりの大橋さんの言葉を胸に、人に言うのを我慢した。新しい私服を見てあれこれ言うなんてジャニーズジュニアチャンネルの視聴者のすることだ。そして、ジャニーズジュニアチャンネルが私服で収録されているから視聴しはじめたところがある。全然知らない人でも私服を見るのは楽しい。

5/23(火)
朝食、きゅうりトースト。昼食、カレーメシ(バターチキン)、酢鶏。夕食、なし。

通勤電車の中では上田安子『山とファッションと私』を読んでいた。1985年の本。洋裁を始めたのは登山時に穿くズボンがなかったから。女物のズボンは既製品がなかった。個人史のブームが来ている。

駅のホームにあるセブンイレブンで1003の店主によるネットプリントを出力。ZINEとは何か。商品として取り扱い、関連書籍のトークイベントを開いた上での考えが綴られている。

行きがけにある小学校のグラウンドで体育の授業がおこなわれていて、無関係と思われる男性が敷地の外からスマホを向けて児童の写真を撮っていて嫌だった。この小学校の先生からは通りの反対側を歩いていた時も「こんにちはー」と挨拶されたことがあり、顔はにこやかだったが防犯の挨拶だとわかってしまって複雑な気持ちになったことを覚えている。でもこの立地で、こういう輩がいるんだからそうするしかないだろう。

帰りにスーパー2に寄って雪見だいふく、セロリ、ピーマン、しめじ、みょうが、サバ缶など買う。あまり声を張らない店員のレジ列に並んでいる間期待値が落ちていて(おこがましい)、その分その技量に舌を巻いた。私が買い物カゴにグシャグシャに入れた商品が適切な順番でバーコードリーダーに通され、精算済みカゴにおさまっていく。

職場にいるときから足にじんましんが出ていて、薬もなく難儀していた。スーパーにいるときは耐え難いかゆみが下半身全体にひろがっていて、帰宅してズボンを下ろすと脚全体が真っ赤になっていて怯えた。薬をのんでシャワーを浴びて寝た。せっかく炊き立てのご飯があったのに夕食をとれなかった。