20231129

火曜の仕事帰りにスーパー1で半額シールのついた鯛のアラのパックを買い、パスタにして食べた。骨を飲み込もうとしてしまって引っかかったのがわかったが随意と不随意半々くらいでまた飲み込もうとしてしまい、そこから喉に違和感。「鯛の骨 喉」で検索すると「ご飯丸のみNG!」「すぐ病院へ」「魚屋が教える…」などの記事タイトルが並んだ。どういう理屈かわからないがくるぶしの後ろのツボを押すといいと書いてある記事が複数あり、押した。痛いが何も作用しない。転載の転載で、記事の数だけが増えていく。喉に一旦刺さって、とれた部分に違和感が生じているということにしてベッドに入った。そのくせ消化器に孔があいて大事になる想像が浮かんだりもした。

起きて出勤して仕事をしていると、昨日やたら悲観的になっていた自分の気持ちや思考回路がとても遠い。とりあえずツボだけ押して何もせずにいて、過程をすっとばして病床で苦しんでいるのも我ながら雑な想像だ。夜が明けて、身支度や朝食などをいつも通りに済ませ、そして職場で自分のデスクにいることで心を落ち着かせる。思考停止ともいえるかもしれない。笑うと喉が狭まるのかちょっと痛い。
正午に退勤し、チョウクでバクテーを食べた。バクテーには中国茶が、ミールスビリヤニにはチャイが、カオラートゲーン(タイの屋台おかず盛)にはミロがついてくる。食器も構成も練り上げられた日替わりランチだ。彼氏の職場のインドネシア人がくれたという「エネルゲン」という飲み物がミロに似ていたことを思い出したが、今調べるとエネルゲンにはシリアルが入っているらしい。この「今調べると」が日記を書く習慣のいいところ。

15時から自宅マンションの回線工事立ち会い。3人組で来て、声かけをしながら軽快にすすめていく。「切った〜?」「もうちょいもうちょい」「切りました!」。現場仕事の声かけに憧れがある。オフィスであっても適切に声かけできればもう少しマシになるのではないか。工事の人が帰ってからZINE「奈良の一日」のカラーページ原稿づくり。スローペースではあったが手が楽しかった。