１時間半残業し、仕事帰りに自宅の最寄り駅に着いた時、いつものように路上ライブをしている人の歌声がひときわ大きく聞こえた。空気が澄んでいるからか。息も凍るような寒さで、かえっていつもより声が出ているのかもしれない。過酷な環境下での路上ライブ。手もかじかんでギター演奏に支障が出そうだが、それを感じさせない。観客もテンションが上がっている。
吉井和哉の楽曲提供について調べていたらBiSHの最後のシングルがそうだった。そういえばそうだった。リリース時にラジオで聞いたのを忘れていた。もう一度聞いてみようとYou Tubeに上がっているMVを流した。WACKはセルフパロディをよくするという前提があるにしても、これでバイバイだとしても、いい加減メンバーをMV中で泣かせたり顔に泥をぶつけたりするのはやめてほしい。
取引先が職場にくれる壁掛けカレンダーは一箇所にまとめて傘のように段ボール箱に立てて置かれていて、従業員が持ち帰ってよい。毎年猫のイラストのカレンダーをくれるところがあって、それを実家用に持ち帰っている。大量にカレンダーがあって、そのデザインのカレンダーをくれる取引先はS部品販売とY印刷の2社しかないのだが10年以上続く習慣になっている。11ぴきのねこに似た、ガヤガヤしたひょうきんな雰囲気。こちらは猫一匹ずつの大きさや模様に特徴がある。グループアイドルのカレンダーのように十数匹のメンバー全員でスイカ割りやスキーに勤しんでいる。
今年も猫のカレンダー確保できたで。と母親にLINEした。開いたトーク画面のフキダシには「暑い」と書かれている。
