20240227

午後休をとって劇場へ走った。天満駅前のファミリーマートピザまんを買う。温かく、想像した通りかちょっとおいしいくらいの味で、チーズがピヨヨンと伸びるのも嬉しくてちょっと甘い。岐阜の柳ケ瀬商店街のはずれのファミリーマートで買って横断歩道の手前で食べてはまさご座へ走り、道後温泉の風俗店の集まる一角のファミリーマートで買って道後ミュージックまで歩きながら食べた味。5000円札を出しておつりで1000円札をつくった。これでチップが渡せる。自動ドアの脇で立って食べた。本当はカレー屋にでも寄ろうかと思っていたが、4個出しする踊り子さんがいるという情報が入ったのだ。4回の公演をすべて見ることにした。3個出しが当たり前で2個出しが珍しいくらいだなんてありがたいし凄い、という話を3回目で友人と合流して休憩時間に話していたら知らないジジイが向こうにいる踊り子さんを親指で指して「4個出し。」と話に入ってきた。勝手に割り込んできて何を話すのかと思ったがそれ以上の情報は出てこなかった。「今あんな踊り子さんはいません。天才です。」内容がしょうもなさ過ぎる。マンスプですらない。どうしてこんな話に相槌を打たなければいけないのか(友人が打ってくれた)。早く消えてくれと思った。別のジジイはミニゲームで当たった写真をあげようかと声をかけてきた。「さっき僕がとっちゃったから。ごめんね?」ゲーム中こいつと競り合ったり譲り合いした覚えはない。言動の屈託なさの割に、ものすごく嫌なのはなぜだろう。あまりにも舐められている。友人と連れ立っていると話しかける隙ができるらしい。ババアに同じことをされてもこれだけ怒れるのだろうか。4個出しの踊り子さんのことを、演目ひとつひとつがハイレベルで天才だ!と私も思ったのに盛り上がれなかった。

劇場でオカワダアキナさんのZINEを読んだ。私がいいねをつけなかったツイートの詳細が克明に書かれている。ここは写真撮影タイムに客電がついているので読書できる。場内スマホ厳禁なのも捗る。ディズニー映画をモチーフにした演目が見事だった踊り子さんの「あぃがとー」「こんにちはー」という愛嬌のあるダミ声が響く。こんな声だったのか。スタッフが「お後大丈夫ですかー」と呼びかける。他の踊り子さんのところにはまだまだ写真撮影待ちのお客が並んでいる。またここで見たいのだったら写真を撮ったほうがいいのだろうが…。その後の演目も素晴らしかったのでチップを渡そうとすると「いいの〜?ありがと〜」。踊り子の知らない女性客がチップを渡そうとするとちょっとだけ恐縮されることがある。乳首と乳首がブゥンとお札に近づいてきて、はっしとオッパイで挟んで受け取ってくれる。反動がついていたのは初めてだ。