202409某日

先日の飲み会で「グループの構成員の当事者としてどう思ってるのかが知りたい」という建前で構成員Aに仕事を丸投げされ構成員Bに「あれ意味なかったね」と心ないことを言われたという初耳のクレームを15人くらいの前で言われてBの名前が耳に入った瞬間に、「レアキャラの癖に年若い人間には余計なことをしっかり言ってしまうクソジジイのせいでよ」(←これは心の声)とキレてしまい、「B(フルネーム呼び捨て)がやらしい事なんか知っとんねや」と掘りごたつの中から叫ぶ。うわ〜怖い怖いとか言ってる奴含めて、その場にいる奴みんな心が乱されればいいと思ってよくわからない主張をしてしまった。「こんな大人数の前で詰めて、代わりに謝ってもらえると思った?」と返したが、不適切な気がする。自分で言い返せよ、も違うな。メンターが必要なのでは?と言った人がいたが、グループのメンターに期待されるのはジジイの尻拭いを先回りしてすることなのか?

 

キレる女性のロールモデルが自分にとっては吉本新喜劇の未知やすえしかおらず、なんといっても喜劇の中のことだから実生活では応用が効かない。お膳立ても台本もラップスキルもなく捲し立て続けるうちに余計なことや言ってはいけないことも言ってしまう。実践的なロールモデルとして「ナミビアの砂漠」のカナ(河合優実)のキレ方はかなりよかったのではないか。ポイントは瞬発力(柴田聡子が何かのインタビューで「秒でキレなきゃいけない」と語っていたのが思い出される)と声量。語彙はいらない。しつこく絡んできて相手にしてもらえないと罵倒してくるスカウトには「は?」。そして知り合いを見つけて走り寄って優勢になった上で「死ね!」車内で突然激昂する元カレには「大きな声出さないでよ!」とより大きい声で叫んで車(停車中)から飛び出す。彼氏に喧嘩を売って買われそうになって「ちょっと何?!怖いんだけど!」。キレてもその場で力でねじ伏せられたり、後日報復を受けたりしない。キレたから元カレの車の発進を阻止できたし、彼氏に殴られずに済んだ。この展開を目撃できることは、女性にとっての財産だと思う。