今、何かを表そうとしている10人の日本と韓国の若手対談 (日韓同時代人の対話シリーズ)

もとから交流がある組み合わせではなく、

対談のために引き合わされたもの同士でなかなか読み応えのある話をする。

才能のある人は相手の才能を見抜くのもうまい。

 

インドサル学紀行―2種の分布の境界を探る

子ザルを捕まえて飼ったり、原住民を嘲笑したり、今とはギャップがあるが

貴重な1970年代のインドの記録

 

演劇最強論

ここだけの女の話(新潮文庫)

「じゃらじゃらしとる段階ちゃうねんぞ」

70年代、80年代の大阪弁カタログとしても貴重

 

瞬発と残響―埴谷雄高対話集

対談内容はほぼ意味がわからないが、埴谷雄高が「ははァ…」と感嘆しているのをみると

楽しそうでなによりと思う。

原一男全身小説家を見てから、謎の親近感がある。

楽しそうでなによりといえば、片山杜秀に対しても同じような感情があり

クラシックの迷宮で間宮芳生をまねいてオペラ「ニホンザルスキトオリメ」をかけていた時もそう思った。本当に楽しそうにインタビューする。

 

ダンスと音楽 躍動のヨーロッパ音楽文化誌

 

〈妊婦〉アート論

面白かった。

彼氏はこういう本に対してドン引きするので部屋に来る前に隠そうと思ってたけど見られちゃった

ドン引きする男性についても少し触れられています。